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ドイツ銀の資産運用部門、アリアンツが関心と関係者-株価急上昇

  • アリアンツ、自社の資産運用部門とDWSを統合させる可能性模索
  • DWS売却ならドイツ銀はコメルツ銀との合併に必要な資本得られる

ドイツ銀行の資産運用部門、DWSグループの株価が18日のフランクフルト市場で上場来最大の上昇を演じた。ドイツの保険会社アリアンツは自社の資産運用部門とドイツ銀行傘下のDWSグループを統合させる可能性を検討していると、事情に詳しい関係者が明らかにした。アクティブ資産運用でのナショナルチャンピオンをつくり出すのが狙いだという。

  統合が実現すれば運用資産1兆1700億ユーロ(約148兆円)の運用会社が誕生する。アリアンツはドイツ銀との合意実現の可能性を検討していると、関係者が非公開情報だとして匿名を条件に述べた。関係者によれば、アリアンツの検討は初期段階にあり、正式交渉や合意に至るとは限らない。

  DWSの株価は一時14%高となり、フランクフルト時間午前9時38分現在は9.2%高の30.53ユーロ。年初来の上昇は31%に達した。

  関係者の1人は、ドイツ銀がDWS部門の売却には後ろ向きだと述べた。一方で、DWS部門売却ならドイツ銀はコメルツ銀行との合併に必要な資本が得られ、合併を後押しする可能性がある。DZバンクのアナリスト、クリスチャン・コッホ氏は、ドイツ銀がコメルツ銀と合併するには再編費用と一部資産の評価替えで約80億ユーロが必要と試算している。

  DWSの時価総額は61億ユーロ。ドイツ銀は78%株を保有しているため、同行保有分の価値は約48億ユーロとなる。ドイツ銀が評価損を出さないためにはDWS株を少なくとも32ユーロで売却しなければならないと、事情に詳しい関係者は語った。ドイツ銀、アリアンツ、DWSはそれぞれコメントを控えた。

原題:Deutsche Bank Asset Management Arm Said to Get Allianz Interest
Deutsche Bank’s DWS Soars Most on Record on Allianz Interest(抜粋)

(株価を追加し最終段落を更新、加筆します)

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