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サウジ・エネルギー相:OPECプラスは当面減産維持を

  • 産油国は今年後半に市場均衡に必要なことを行う必要とファリハ氏
  • ロシアとイラク:5月か6月まで減産してから次の措置を決定

サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は17日、石油輸出国機構(OPEC)と同盟国は世界の石油市場の均衡達成に向け多くのやるべき仕事があり、今年後半に必要なことを行う用意があると述べた。

  同相はアゼルバイジャンの首都バクーで17日遅く記者会見し、OPECと非加盟主要産油国の計24カ国から成る「OPECプラス」は、石油市場の需給バランス回復の取り組みが「完了に程遠い」ことから、6月まで「現在の方針を堅持」する必要があると発言。米在庫は引き続き通常レベルを大きく上回っており、短期的に供給過剰のリスクがあるとした。

  しかし、主要産油国のロシアとイラクはOPECプラスの減産合意の延長をサウジほど明白には支持していない。ロシアのノバク・エネルギー相は同じ記者会見で、ベネズエラとイランの生産から生じる不確実性により、OPECプラスが5月ないし6月より前に次の措置を決定するのは難しいと指摘した。

  18日にはバクーで、減産の実施状況を監視するOPECプラスの委員会の会合が予定されている。OPECと同盟国の原油相場防衛のための供給制限は3年目に入った。減産により北海ブレント相場は今年に入って25%回復したものの、現在のバレル=67ドル前後は、大半の産油国が政府支出をカバーできる水準を依然かなり下回っている。

原題:Saudis Urge OPEC+ to Stick With Oil Cuts as Job Not Yet Done(抜粋)

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