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Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

日本株は続伸、米金融緩和の長期化期待でリスク選好-輸出や素材高い

更新日時
  • 米NY連銀製造業指数は予想下回る、VIXは昨年10月以来の低水準
  • 東エレクなど半導体株が買われる、中国株大幅高も押し上げ要因
Pedestrians are reflected in an electronic stock board outside a securities firm in Tokyo, Japan, on Friday, Jan. 12, 2018.
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

18日の東京株式相場は続伸。先週末の米国株が金融緩和の長期化期待を背景に上昇したことから、半導体をはじめとする電機や機械など輸出関連、化学や非鉄金属などが買われた。

  • TOPIXの終値は前日比11.05ポイント(0.7%)高の1613.68
  • 日経平均株価は同133円65銭(0.6%)高の2万1584円50銭

  15日の米国では3月のニューヨーク(NY)連銀製造業景況指数や2月の鉱工業生産指数が市場予想を下回り、グローバルな金融緩和が継続するとの見方が広がった。シカゴ・ボラティリティー指数(VIX)は12.88と昨年10月3日以来の低水準。きょうの中国上海総合指数は一時1.6%高と大幅に続伸。

  サクソバンク証券の倉持宏朗チーフマーケットアナリストは「米国で指数影響度が大きいテクノロジー株の業績懸念が後退してリスクオンムードとなり、日本株市場もその流れを引き継いだ」と述べた。米中首脳会談が6月に先送りされる可能性が出ていることについては、「中国が歩み寄りの姿勢のため話し合いは進展しているとみられる」と話し、相場の不安材料にはなっていないという。

  2月の輸出低調で株価指数は伸び悩む場面があったが、半導体関連の上げに支えられてプラス圏を維持した。東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「米景気は減速していても景気後退にはほど遠い。インフレ予想も後退し、金融緩和を止めるような雰囲気はない」と話し、「ゴルディロックス(適温)状況からボラティリティーはさらに低下するだろう。日本株にとって良い状況だ」と指摘した。

半導体関連の上昇についてはこちらをご覧ください

18日は続伸
  • 東証33業種では化学や証券・商品先物取引、その他金融、石油・石炭製品、機械、保険、非鉄金属、電機が上昇率上位
  • 鉱業は下落
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