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Photographer: Tomohiro Ohsumi

半導体株指数が昨年9月以来の高値、ブロードコム決算を好感

  • SOXは一時3.7%上昇-昨年記録した最高値に近づく
  • メモリー価格の先行きにはなお慎重な見方も
Renesas Electronics Corp.'s 300mm wafer for mobile phones is displayed at the company's Naka plant in Hitachinaka city, Ibaraki prefecture, Japan,  on Wednesday, April 27, 2011. Renesas Electronics Corp., the world's biggest maker of microcontrollers used in cars, mobile phones and cameras, may complete inspections at its shuttered Naka plant in Ibaraki, Japan, ahead of schedule, plant manager Takashi Aoyagi said at the factory today.
Photographer: Tomohiro Ohsumi

フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は15日の取引で一時3.7%上昇し、昨年9月5日以来、約半年ぶりの高値を付けた。昨年記録した最高値まであと3%の水準にある。半導体業界では今年後半に需要が上向くとの見通しがブロードコムの決算によって裏付けられた。

  ブロードコムはアップルなどスマートフォンメーカーに加え、データセンターにも部品を供給している。同社は2019年10月通期の売り上げ見通しを維持するとともに、今四半期が半導体需要の底だとする他の半導体メーカーと同様の見解を示した。

  ブロードコムのホック・タン最高経営責任者(CEO)は電話会見で、「半導体事業が大きな成長に戻るとわれわれは確信している」と発言した。

  半導体メモリー製造装置の受注が回復しつつあると指摘するシティグループの調査リポートもSOXを押し上げるのに寄与した。メモリーメーカーを主要顧客とするラムリサーチは一時6.5%、業界最大手アプライド・マテリアルズは一時5.4%、それぞれ上昇した。

  こうした楽観ムードにもかかわらず、ウォール街ではメモリー価格の先行きについて慎重な見方が根強い。バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチは15日、マイクロン・テクノロジーの21年までの利益予想を引き下げ、クロス・リサーチも高水準の在庫が利益の伸びを抑制するとの見方からマイクロンの投資判断を「ホールド」に下げた

The benchmark has rallied 31% from a low on Dec. 24

原題:Chip Stocks Rally to Cusp of Record as Broadcom Buoys Spirits(抜粋)

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