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ドイツ銀:人材確保の手当て、プログラム見直しに応じず-関係者

  • 複数の幹部がプログラムの見直しを求めていた
  • 昨年の株価下落を受け特別賞与の価値が急減

ドイツ銀行で人材確保を狙った特別賞与の価値が昨年急減して、さらなる人材流出を招く可能性が生じ、成績トップクラスの行員らは手当てプログラムの見直しを求めたが、同行は要求を受け入れなかった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  関係者によれば、同行はここ数週間に主要スタッフに対し、同プログラムを修正しないと伝えた。部外秘のやり取りだったことを理由に関係者が匿名を条件に語った。株価が手当の全額支給に必要な水準を大きく下回ったことを受け、投資銀行部門の共同プレジデント、マーク・フェドーシク氏を含む複数の幹部が見直しを求めたという。一部の行員はコメルツ銀行と合併することになれば今後報酬が減る可能性を懸念し、キャリアの選択肢を模索している。

  ドイツ銀は2017年、約5500人を対象に同プログラムを導入したが、支給に最大6年かかり、半分は同社株価が一定の目標水準に達しない場合に支給が保留される株式の形となっている。ドイツ銀の株価は18年に56%下落し、必要とされる水準の半分に満たなかったと関係者は述べた。

  ドイツ銀の担当者はコメントを控えた。

  ドイツ銀の行員は18年分のボーナスについて通知を受け、多くは大きく減額されたと、事情に詳しい関係者が今月初めに明らかにしていた。

原題:Deutsche Bank Is Said to Reject Sweetening Retention Bonuses(抜粋)

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