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【米国株・国債・商品】株が上昇-中国が景気刺激策の堅持を表明

15日の米株式相場は上昇。世界的な株高の流れを引き継いだ。中国が景気刺激策の堅持を表明したことが手掛かり。各国中央銀行が緩和策を継続するとの見方も強まっている。米国債も上昇した。

  • 米国株は上昇、中国が景気刺激策の堅持を表明
  • 米国債は上昇-10年債利回り2.59%
  • NY原油は小幅安-OPECの減産方針で週間では上昇
  • NY金は上昇、ドル下落や中国の需要期待で

  前日発表されたブロードコムの好調な決算を受けて、この日は情報技術が大きく上昇。S&P500種株価指数は、週間ベースでは昨年11月以来最大の上げとなった。出来高は大きく増え、相場の変動も高まった。株価指数と個別株の先物とオプション取引が期限を迎えるクアドルプル・ウィッチングとなったことが背景にある。米国債市場では10年債利回りが2.6%を割り込んだ。この日は日本や欧州でも株価が上昇。中国が付加価値税の引き下げを発表したことで、同国の景気回復への期待が高まった。

  ブロードコムは上場来高値に上昇。他の半導体株も連れ高となった。ボーイングは一時の下げから反転し、小幅高で引けた。737MAXのソフトウエア更新に関する報道が手掛かり。アドビは下落。利益見通しが市場予想に届かなかった。テスラは大幅安。最新の「モデルY」に対する評価がまちまちとなったことが背景にある。

  S&P500種株価指数は前日比0.5%高の2822.48。ダウ工業株30種平均は138.93ドル(0.5%)上げて25848.87ドル。ナスダック総合指数は0.8%上昇。ニューヨーク時間午後4時54分現在の米国債市場では、10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.59%。

  ニューヨーク原油先物相場は小幅安。週間では2週続伸となった。石油輸出国機構(OPEC)が供給超過の回避に向けた取り組みを続ける姿勢を示したことが手掛かり。主要産油国は今週末、アゼルバイジャンで会合を開催する。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は今週4.4%高。15日の取引では9セント安の1バレル=58.52ドル。ロンドンICEの北海ブレント5月限は7セント下げて67.16ドル。

  ニューヨーク金先物相場は上昇。ドルの下落が手掛かりとなった。また世界最大の金消費国である中国が大幅な減税計画を発表したことを受け、同国で需要が高まるとの楽観が強まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は7.80ドル(0.6%)高の1オンス=1302.90ドルで終了。

原題:Tech Spurs U.S. Stocks to Best Week Since November: Markets Wrap(抜粋)
Oil Closes Near 4-Month High After Second Straight Weekly Gain
PRECIOUS: Gold Rises on Weaker Dollar, China’s Record Tax Cut

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