コンテンツにスキップする

米国債に投資妙味なし、市場はFOMCを「誤解」-利上げ終了はまだ

市場では米国債保有の積み上げを投資家に促す動きが強まっているが、イートン・バンス・マネジメント(運用資産4930億ドル=約55兆円)のアンドルー・シュチュロフスキ氏はこれと逆の方向に動いている。

  シュチュロフスキ氏が運用する国債ファンドは、この3年間で同種ファンドの97%を上回るパフォーマンスを上げた。同氏はデュレーションをアンダーウエートとしており、連邦公開市場委員会(FOMC)は今のところ利上げを停止したとの市場で広く受け止められている見解には賛同していない。シュチュロフスキ氏は、貿易戦争や芳しくない経済統計など、米国債を支えてきた要素は今年下期には薄れ始めるだろうとみている。

Eaton Vance's Szczurowski predicts 2-year yields toward 3% by end 2019

  シュチュロフスキ氏は「米国債については、もう価値がないと考える」と述べ、「市場はFOMCを若干誤解している。個人的には当局が利上げを終了したとはみていない」と述べた。

  同氏はFOMCが年内1回、もしくは2回の利上げを実施することさえあり得ると予測。2年債利回りが年末までに3%に向かって再び上昇するというシナリオは「理にかなっていないわけではない」と述べた。

原題:Markets ‘Misinterpreting’ Fed, Warns Manager Shunning Treasuries(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE