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Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

アップル、多額の支払い免れる-クアルコムとの合意巡る訴訟で

  • 独禁当局への協力は合意違反に該当せずとのアップルの主張を支持
  • アップルとクアルコムは特許料一部払い戻しの合意巡り争っていた
Pedestrians walk past an Apple Inc. store in San Francisco, California, U.S., on Thursday, August 2, 2018. Apple Inc. shares climbed 3 percent on Thursday, pushing it above $1 trillion in market capitalization, the first U.S. company to reach the milestone.
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

クアルコムアップルから受け取った特許料の一部を払い戻すことを定めた2013年の合意を巡り両社が争っていた訴訟で、カリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁判事は14日、アップルの主張を支持する判断を下した。これにより、アップルは既に受け取った多額の払戻金を返還しなければならない事態を免れた。

  両社の合意ではアップルがクアルコムを提訴しないことなどを条件に、特許料の一部を払い戻す取り決めとなっていた。クアルコムは、アップルが16年8月に韓国公正取引委員会に虚偽の申し立てを行い、クアルコムの事業慣行に対する反トラスト調査を引き起こしたと主張して払戻金の支払いを停止。これを受け、アップルが17年1月にクアルコムを提訴していた。

  サンディエゴ連邦地裁のゴンザロ・クリエル判事は、アップルによる独禁当局者への協力は両社の合意条件に違反しないとするアップルの主張を認め、クアルコムはアップルとの合意の下で既に支払った払戻金を返還してもらえないとの判断を下した。

  同合意の下、クアルコムは5年間、アップル携帯電話機向けチップセットの独占的サプライヤーとなっていた。また同判事は、訴訟が係争中だとして、クアルコムは同合意に基づく残りの支払い義務を免れたとは言えないとした。

原題:Apple Dodges Billions in Qualcomm Claims in Contract Spat (2)(抜粋)

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