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Photographer: Ralph Orlowski

ドイツ銀、プライムブローカー事業が3年連続減収-顧客離れ止まらず

The Deutsche Bank AG headquarters in Frankfurt, Germany.
Photographer: Ralph Orlowski

ドイツ銀行はかつて、ヘッジファンドにサービスを提供するプライムブローカー事業で巨額の利益を稼いでいた。それが同行で続く混乱の新たな犠牲になりつつある。

  事情に詳しい関係者によると、ドイツ銀のプライムブローカー事業は2018年通期で3年連続の減収となった。一方、競合のモルガン・スタンレーやゴールドマン・サックス・グループ、JPモルガン・チェースはこぞって収入を伸ばした。

  ドイツ銀の同事業収入は2015年と比べ3割余り落ち込んでいると、同行が収益の詳細を公表していないとして匿名を条件にした関係者が述べた。この関係者によると、同事業の低迷が大きく寄与して株式トレーディング部門は昨年、約7億5000万ドル(約840億円)の赤字に沈んだという。ドイツ銀は、赤字幅についての言及が正確ではないと指摘した。

  ドイツ銀は金融危機で米国勢が後退した機会に乗じて危機後にプライムブローカー事業を伸ばしたが、ここ数年は動きが反転。同事業に資本を割り当てるドイツ銀の能力と意思が懸念されて顧客離れが進み、市場シェアは縮小を続けている。ドイツ銀は資金調達コストが高く格下げリスクがあることも、プライムブローカー事業での貸し付けによる利幅を下押ししている。
  

Ceding Ground

Deutsche Bank has lost much of the market share it gained after the crisis

Source: Eurekahedge estimates

原題:Deutsche Bank’s Prized Hedge Fund Unit Languishes Amid Turmoil(抜粋)

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