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アルジェンティエール、旗艦ファンドで投資家に資金返還へ-関係者

ヘッジファンド運用会社アルジェンティエール・キャピタルは、運用資産9億4000万ドル(約1050億円)の旗艦ファンドについて、投資家に資金を返還する。事情に詳しい関係者が明らかにした。市場のボラティリティー拡大に賭けた戦略が裏目に出て、マイナスのパフォーマンスが長期間続いたことが背景にある。

  情報が部外秘だとして匿名を条件に語った同関係者によれば、同社は他のストラテジー(運用資産は合計で約2億5000万ドル)の運用は継続する。アルジェンティエール・キャピタルは、JPモルガン・チェースのトップトレーダーだったディーパック・ガラティ氏が設立した。ブルームバーグ・ニュースが確認した投資家宛て書簡によれば、旗艦ファンドのアルジェンティエール・ファンドのリターンは2018年にプラス2.5%だったが、その前の2年間はマイナスだった。

  ユーリカヘッジのボラティリティー指数によれば、今年1-2月において、ボラティリティーの高まりに賭けたヘッジファンドのリターンは平均で6.1%のマイナス、一方でボラティリティー低下に賭けたヘッジファンドは2.8%のプラスだった。
  
  ガラティ氏にはコメントを求めて電子メールと電話で連絡を試みたが、これまで返答はない。

原題:Gulati’s Argentiere Is Said to Return Main Hedge Fund’s Capital(抜粋)

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