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ポンドの上値追うな、合意なき離脱リスク去ってない-UBSウェルス

  • 合意なき離脱や総選挙といった下振れリスクはまだ残っている
  • 最終的には合意ができる見込みだが今後3カ月はポンド下落へ

富裕層資産管理サービス世界最大手のUBSグローバル・ウェルス・マネジメントは、英国の欧州連合(EU)離脱の展開について楽観するのは時期尚早だと指摘する。

  ポンドは今年、主要通貨中で最高のパフォーマンスとなっているが、UBSウェルスは「上値を追わないように」とアドバイスしている。合意なき離脱のリスクが完全に去ったわけではないからだ。

  ダニエル・トラム氏らUBSウェルスのストラテジストらはリポートで、「合意なき離脱や総選挙といった下振れリスクはまだ残っている」と警鐘を鳴らした。

Short-term volatility is higher than the long-term measure as Brexit concerns build

  合意なき離脱が回避されるとの見方からポンドは今年、ドルに対して3%余り上昇している。UBSは離脱期限が3月29日から延期され、最終的には合意ができると予想しているが、今後3カ月ではポンドが下落し1ポンド=1.28ドル、1ユーロ=90ペンスに達するとみている。

  従って、「現在はポンドについて中立で、戦術的なロングが魅力的になるのは1.24ドル以下、ユーロに対して92ペンス以上になってからだ」と、UBSウェルスのストラテジスト、マクシミリアン・クンケル氏は述べた。

  オプション市場ではポンドの1カ月物インプライドボラティリティーが1年物を上回り、トレーダーらが差し迫った混乱を予想していることを示唆している。

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