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きょうの国内市況(3月15日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、米中協議の進展期待と中国景気対策-輸出や金融高い

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  東京株式相場は3日ぶり反発。米中通商協議の進展期待が復活したほか、中国の減税策実施が決まり、景気に対する楽観的な見方が広がった。化学や精密機器など輸出株、銀行など金融株を中心に幅広く買われた。

  • TOPIXの終値は前日比14.34ポイント(0.9%)高の1602.63
  • 日経平均株価は同163円83銭(0.8%)高の2万1450円85銭

  岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは、「米国と中国の高官らが貿易交渉の取りまとめに動いており、協議の進展期待が復活してきている」と話した。米中首脳会談がずれ込む見通しから決着まで時間はかかるものの、「それだけ準備がしっかりできるとも考えられる」と述べた。

  • 東証1部33業種は医薬品や銀行、化学などが上昇率上位、海外原油高から鉱業や石油・石炭製品も高い
  • 海運、非鉄金属が下落

 
●債券は下落、日銀緩和期待のはく落や高値警戒感で売り優勢

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  債券相場は下落。日本銀行が金融政策を据え置いたことで一部でくすぶっていた追加緩和期待がはく落したことに加え、長期や超長期債に対する高値警戒感も強く、午後に売りが優勢になった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比5銭安の152円79銭。一時152円91銭まで上昇した後、午後に入って軟化
  • 新発10年物353回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.04%
  • 新発20年物167回債利回りは0.395%、新発30年物61回債利回りは0.57%と、それぞれ0.5bp上昇

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 海外勢の間でフォワードガイダンスに関する追加緩和期待のようなものがあり、朝方から債券先物を買ったり円を売ったり、中期債も堅調だったが、今回は外れた
  • 超長期債の利回りが今年の最低を更新する中、今日は利益確定売りに押され、来週の20年入札が0.4%台まで調整されるかどうかだ
  • 米欧の中央銀行がハト派化し、日銀もハト派ムードを出さざるを得ない面はあり、来月以降の緩和期待がないわけでもないため、相場の下げ幅も限られる

日銀会合

  • 長短金利操作付き量的・質的緩和の枠組みを維持
  • 景気は緩やかに拡大しているとの見方を維持する一方、輸出・生産面に海外経済減速の影響がみられると総括判断を下方修正

  
●ドル・円は111円後半、日銀政策据え置きや北朝鮮リスクで円買い戻し

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  東京外国為替市場のドル・円は1ドル=111円台後半でもみ合った。朝方は日本銀行の緩和姿勢強化への期待から円売りが先行。その後、日銀が金融政策の現状維持を発表したほか、北朝鮮が米国との非核化協議の停止を検討しているとの報道から、円の買い戻しが強まった。

  • ドル・円は午後3時27分現在、前日比ほぼ横ばいの1ドル=111円66銭。111円90銭と6日以来の高値まで上昇した後伸び悩み、北朝鮮報道を受けて一時111円49銭まで下落
  • ユーロ・円は0.1%高の1ユーロ=126円37銭。前日につけた5日以来のユーロ高・円安水準(126円57銭)に並んだ後、上げ幅を縮小
  • ポンド・ドルは横ばいの1ポンド=1.3240ドル。離脱延期案可決も先行き不透明感が上値抑制

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト

  • 日銀の発表内容にサプライズはなく、フォワードガイダンス強化に対する淡い期待が軽く潰れたくらい
  • 黒田総裁会見では、景気判断などを慎重化した背景や今後何かあった場合の追加緩和の用意などについての発言を見ることになる。日銀はこれまで必要があれば追加緩和も辞さないと繰り返しており、物価や経済見通しの一段の下方修正を強いられるようなら、何かしないとつじつまが合わなくなる
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