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欧州の銀行の苦境の原因はECB-ドイツ銀リポート

  • マイナス金利は銀行に年間約80億ユーロの不利益もたらす
  • 真新しい規制に「がむしゃらに適応することを求められている」

欧州の銀行の苦境は欧州中央銀行(ECB)が原因だ。これが、ドイツ銀行の調査責任者兼チーフエコノミストのダーフィト・フォルケルツランダウ氏の意見だ。同氏は13日のリポートで、ECBの金融政策と金融規制が銀行の収益性を損なっていると論じた。

  リポートは、ECBのマイナス金利政策が「パニックの気配」を作り出し投資家と預金者の信頼感を低下させるとともに、銀行に年間約80億ユーロ(約1兆円)の不利益をもたらしていると指摘した。欧州の銀行は2014年のマイナス金利導入以降、時価総額の4割を失った。

  また、「ユーロ圏の銀行は皆、真新しく、極度に景気循環増幅的な規制と監督のルールに全速力でがむしゃらに適応することを求められている」とフォルケルツランダウ氏は記述。「このような条件の下で欧州の銀行が米銀と国際的に競争できるかどうか、現在のところ極めて疑問だ」としている。

原題:The ECB Is the Problem for European Banks, Deutsche Bank Says(抜粋)

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