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ボラティリティーは急上昇へ-グロース氏後任のマラウツォス氏

  • ユーロと米国債のストラドルポジションを最近構築
  • 英EU離脱が為替相場ボラティリティー上昇の確信強める

ジャナス・ヘンダーソン・グループで、ビル・グロース氏が運用していたファンドを引き継いだニック・マラウツォス氏はユーロ・ドル相場の波乱を予想する。英国の欧州連合(EU)離脱や欧州の成長見通し悪化などがボラティリティーを高めるとみている。

  ユーロ・ドル相場のボラティリティーが5年ぶり低水準に近い現在は、「低コストでのヘッジ」をする好機だとマラウツォス氏は指摘した。ジャナス・ヘンダーソン・アブソルート・リターン・インカム・オポチュニティーズ・ファンドと名称を変更したグロース氏のファンドを今月、主任運用者として引き継いだ同氏は約3週間前に、ストラドルと呼ばれるオプション取引を開始し、期間6カ月をカバーするように調整した。米国債についても同様の取引をしているという。

Janus Capital Management LLC Co-Founder Nick Maroutsos Interview

ニック・マラウツォス氏

Photographer: Christopher Goodney/Bloomberg

  通貨のポジションは、ユーロに波乱が待ち受けているとの見通しに基づいている。ユーロは先週、1年8カ月ぶり安値を付けた。同氏はユーロに一段の下落余地があるとみているが、ストラドルポジションの性質から、ユーロが劇的に高くなった場合でも利益が得られる。

  「この取引のために月に数ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)がかかるが、ボラティリティーが急上昇すればわれわれのポートフォリオにとって利益になる」と、ジャナス・ヘンダーソンの世界債券共同責任者の同氏は述べた。

Euro-dollar implied volatility sinks near five-year low

原題:Janus Bond Chief Maroutsos Bets Volatility Is About to Break Out(抜粋)

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