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Photographer: Jemal Countess/Getty Images

墜落機のブラックボックス、エチオピアは米ではなく欧州に解析依頼へ

Forensics investigators and recovery teams collect personal effects and other materials from the crash site of Ethiopian Airlines Flight ET 302 on March 12, 2019 in Bishoftu, Ethiopia.
Photographer: Jemal Countess/Getty Images

エチオピア当局は、10日に墜落したエチオピア航空のボーイング737MAXから回収したブラックボックスについて、欧州の航空安全当局に解析を依頼する方針だ。事故後に米連邦航空局(FAA)が、737MAXの安全性に問題はないとの見解を示したことを受け、事故原因の究明に当たり米当局は信頼に欠けると判断した可能性がある。

  エチオピア航空は13日、墜落機の飛行データとボイスレコーダーの送付先について同国政府はまだ具体的には決めていないとしつつ、欧州当局に接触する見通しだと説明した。

Ethiopia crash 737

エチオピア航空機の墜落現場で回収作業に当たる作業員ら(3月12日)

Photographer: Jemal Countess/Getty Images

  エチオピア航空の広報ディレクター、アスラット・ベガショー氏は、米運輸安全委員会(NTSB)ではなく欧州にブラックボックスの解析を依頼することについて、同社ならびにエチオピア政府による戦略的決定だと述べた。

  英航空事故調査局(AAIB)とフランス航空事故調査局(BEA)によれば、両機関ともこれまでのところ支援の要請は受けていない。AAIBの報道担当はただ、要請があれば対応を検討すると述べた。今回の事故では犠牲者に英国人が複数含まれることから、AAIBは墜落現場に3人の専門家を派遣している。

  ブラックボックスが墜落現場や事故機の登録地、製造国などと直接関係のない国に送られるのは異例だと、AAIBは指摘した。

原題:Ethiopia to Send 737’s Black Boxes to Europe in Snub to U.S.(抜粋)

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