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債券上昇、英EU離脱巡る不透明感と好需給ー長期金利3週ぶり低水準

債券相場は上昇。長期金利は3週間ぶりの低水準を付けた。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感や国内株式相場の下落、国債市場の好需給観測を背景に超長期ゾーンを中心に買いが優勢となった。日本銀行がこの日に実施した国債買い入れオペが無難な結果になったことも買い安心感につながった。

  • 新発10年物353回債利回りは、午後3時過ぎにマイナス0.05%と、2月22日以来の水準に低下
  • 新発30年債と新発40年債の利回りは2ベーシスポイント(bp)、新発20年債は1.5bp低下
  • 長期国債先物6月物の終値は前日比11銭高の152円85銭。午後の取引開始後には株安やオペ結果を受けて152円88銭まで上昇する場面があった

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト
  • ブレグジットを巡る不透明感が払しょくできない上、日銀の金融政策決定会合を控え、積極的な動きは乏しい
  • 超長期ゾーン、特に30年債と40年債が先行する形で金利が下がっている。プラスの利回りを求める動きは根強い

日銀買いオペ

  • 残存期間5年超10年以下と10年超25年以下、25年超が対象。金額はいずれも前回と同じ
  • 岡三証の鈴木氏
    • 買いオペの結果はしっかり。20年債入札を控えているのに残存期間10年超25年以下の応札倍率が2倍台と需給は緩んでいない
  • 備考:過去の国債買い入れオペの結果一覧


背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.160%-0.170%-0.045%0.390%0.570%0.635%
前日比-0.5bp-1.0bp-1.0bp-1.5bp-2.0bp-2.0bp
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