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現代金融理論MMTは「完全なナンセンス」-ガンドラック氏

  • 大規模な社会主義的プログラム正当化で利用されていると発言
  • 長期債がいずれ敬遠され、ドルの次の大きな動きは下落と警告
ジェフリー・ガンドラック氏

ジェフリー・ガンドラック氏

Photographer: Andrew Harrer/ Bloomberg

ジェフリー・ガンドラック氏

Photographer: Andrew Harrer/ Bloomberg

「現代金融理論(MMT)」否定陣営にダブルライン・キャピタル共同創業者のジェフリー・ガンドラック氏が加わった。

  同氏は12日のウェブキャストで、MMTは「大規模な社会主義的プログラム」を正当化するために利用されている「完全なナンセンス」だと論じた。

  MMTを信奉するエコノミストらは、米国は自国通貨で借り入れているので、返済のためには通貨を発行すればよく、破綻することはあり得ないと主張する。ガンドラック氏は「この議論の問題点は、それが完全に誤っているということだ」と述べ、MMTは長期債の「重大なボイコット」につながる可能性があると付け加えた。

  さらに「この議論はばかげている」とし、「小学1年生には正しく聞こえるかもしれないが、景気が悪化したらどうなるのか」と問い掛けた。

  米国が来年リセッション(景気後退)に陥れば、MMTは単なる理論以上のものになる可能性があるとして、米国がMMTの実験に向かっているかもしれないとも述べた。

  ガンドラック氏は、米国の債務負担の「ショッキングな」増大についてトランプ米大統領を批判。公的債務が22兆ドル(約2446兆円)に上り、経済が成長する中で年1兆5000億ドル前後のペースで増えていると指摘し、トランプ大統領が予算や貿易赤字を抑制できなかったことは、「ドルの次の大きな動きが下落」であることを意味すると述べた。

原題:Gundlach Calls MMT ‘Complete Nonsense,’ Joining Naysayer Chorus(抜粋)

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