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アルファベットCEO、セクハラ疑惑の幹部に高額株式報酬付与の疑い

  • ペイジCEOは取締役会の承認得ずに報酬を付与ー投資家の訴状
  • 取締役会はセクハラ看過などにより職務怠ったー投資家が主張

アルファベットのラリー・ペイジ最高経営責任者(CEO)は2014年、当時セクハラ疑惑で社内調査を受けていた基本ソフト(OS)「アンドロイド」の生みの親として知られるアンディ・ルービン氏に対し、取締役会の承認を得ずに1億5000万ドル(現在のレートで約170億円)の株式報酬を付与することにした。投資家による訴訟で明らかになった。

  カリフォルニア州の裁判所で11日公開された修正後の投資家の訴状によると、ペイジ氏は14年8月にルービン氏に株式報酬を付与してから8日後、取締役会から「形式的な」承認を受けた。ルービン氏はその約3カ月後に同社を退職した際、9000万ドルの退職パッケージを確保するための「手段」としてこの株式報酬を利用したという。

  取締役会はセクハラが起きるのを看過した上、多額の報酬を承認し、詳細を非公開にすることで職務を怠ったと投資家は主張している。

andy rubin

アンディ・ルービン氏

写真家:David Paul Morris /ブルームバーグ

  ルービン氏の9000万ドルの退職パッケージは、18年10月に米紙ニューヨーク・タイムズが最初に詳細を報道した後、社内外から大きな批判を招いた。その直後、何千人ものグーグル社員がセクハラの訴えへの同社の対処の仕方に対して抗議活動を行った。グーグルはそれ以降ポリシーを変更し、過去2年間にセクハラで解雇された社員は退職金を受け取っていないと説明している。

  グーグルの広報担当者は電子メールで、「当社はここ数年に職場で多くの変革を実施しており、責任ある地位に就いている人の不適切行為に対して一段と厳しい姿勢を取っている」とコメントした。

原題:Google’s Page Allegedly Gave Rubin $150 Million Stock Award (4)(抜粋)

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