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きょうの国内市況(3月12日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅続伸、米小売売上高改善と米中協議進展期待-全業種高い

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  東京株式相場は大幅に続伸し、TOPIXと日経平均株価は3週ぶりの上昇率を記録した。堅調な米小売り指標と米中貿易交渉の進展期待から投資家心理が改善、米ハイテク株高を受けた電機など輸出関連中心に全業種が高い。

  • TOPIXの終値は前日比24.04ポイント(1.5%)高の1605.48
  • 日経平均株価は同378円60銭(1.8%)高の2万1503円69銭

  みずほ証券の三野博且シニアストラテジストは「大幅なマイナスだった12月の米小売売上高は、政府閉鎖などの一時的な要因で実態以上に下振れていたと確認でき、安心感につながった」と指摘。これをきっかけとした「海外ヘッジファンドなど短期筋による先物主導での買い戻しが相場を押し上げている」と話した。

  • 東証1部33業種は電機、精密機器、機械など輸出関連が上昇率上位、証券・商品先物取引や不動産の上げも目立つ

●長期・超長期債が小幅安、英EU離脱めぐる懸念が後退で株高・円安

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  債券市場では長期債と超長期債が小幅安。メイ英首相と欧州連合(EU)が離脱条件の見直しで合意に達したことを受けた日本株の大幅上昇や円安、前日の米債安が逆風となった。一方、財務省がこの日実施した5年利付国債の入札は無難な結果となり、中期債は底堅い推移となった。

  • 新発10年物353回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.035%
  • 新発20年物167回債利回りは1bp高い0.405%、新発30年物61回債利回りは0.5bp高い0.585%
  • 長期国債先物3月物の終値は前日比3銭高の152円81銭。午前に152円74銭に下げたが、午後には一時152円86銭まで上昇

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト
  • 超長期債が売られたのはブレグジットをめぐるニュースや株高・円安が背景。ただ、下げ幅は限定的
  • 5年債入札は無難な結果。2年債と利回り水準が逆転しているので上値は重いが、先物よりやや高い水準までは買えるとみなされるのだろう

5年債入札

  • 最低落札価格は101円23銭、市場予想中央値と一致
  • 応札倍率は4.71倍に小幅低下、テールは前回と同じ1銭

●ドル・円は小幅高、株高や英強硬離脱回避への期待で-ポンド続伸

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅高。世界的な株価の上昇に加えて、英国の合意なき欧州連合(EU)離脱回避期待がリスクセンチメントの改善を後押しし、相場を支えた。ポンドはメイ英首相がEUと離脱条件の見直しで合意したことを好感して大幅続伸した。

  • ドル・円は午後3時6分現在、前日比0.1%高の1ドル=111円30銭。早朝に付けた111円18銭から一時111円45銭までドル買い・円売りが進行
  • ポンドは主要10通貨に対して全面高。対円では一時1.1%高の1ポンド=147円81銭と約1週間ぶり高値。ポンド・ドルは1.1%高の1ポンド=1.3289ドルと2月28日以来の水準まで急伸

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト

  • 目先のハードブレグジットがなくなり、少なくとも移行期間に入れるということで、急激な英景気悪化がなくなることを期待しているのだろう-ポンド上昇
  • もっとも、政治は予測が難しいので警戒は解けない。テールリスク的に英議会が合意なき離脱を選んだときの衝撃が大きい半面、合意なき離脱は回避するというのがコンセンサスになりすぎており、ポンドはセル・ザ・ファクト(事実で売る)になる可能性もある
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