コンテンツにスキップする
Photographer: Sam Kang Li

世界経済、金融危機以来の低成長に-「下方モメンタム自律化」リスク

  • 最新の成長率は前期比年率2.1%-昨年半ばは約4%だった
  • ブルームバーグ・エコノミクスの新たなGDPトラッカーが示す
Commuters cross a road at night in the central business district of Singapore.
Photographer: Sam Kang Li

グローバル経済は2018年に急減速し、世界の国内総生産(GDP)成長率は10年前の金融危機以来の弱いペースとなっている。ブルームバーグ・エコノミクス(BE)の指標が示した。

  BEの新たなGDPトラッカーによれば、最新の四半期成長率は前期比年率2.1%。昨年半ばは約4%だった。世界経済が足掛かりを見つけ、減速が止まる可能性はあるが、「下方モメンタムの自律化がリスクだ」とダン・ハンソン、トム・オーリック両エコノミストは指摘する。

relates to 世界経済、金融危機以来の低成長に-「下方モメンタム自律化」リスク

  経済協力開発機構(OECD)が11日発表した景気先行指数は、米国と英国、カナダ、そしてドイツとイタリアを含むユーロ圏で全体的に勢いが鈍っている一方、中国では安定化の兆しがあることを示している。

One Direction

OECD gauge has slipped lower, pointing to easing global momentum

Source: Organisation for Economic Cooperation and Development

  暗い展開にもかかわらず、欧州中央銀行(ECB)の当局者は平静を装い、ユーロ圏が経験しているのは減速であって、リセッション(景気後退)ではないと主張。クーレECB理事は11日付のイタリア紙コリエレ・デラ・セラとのインタビューで、「以前ほど強くはないが、引き続きしっかりした経済成長が見られる」と述べた。

BEエコノミストのコメント

「17年半ばに世界経済に根付いた循環的な上振れは、決して続くものではなかった。それでも、昨年終盤からの減速の度合いは、われわれを含む多くのエコノミストを驚かせている」
(ハンソン、オーリック両氏のリポートはこちらをクリック)

原題:Global Economy Hits Its Weakest Spell Since Financial Crisis (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE