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【NY外為】ポンド8日ぶりに上昇、EU離脱案の採決控えて

更新日時
  • 英首相と欧州委員長が急きょ会談、英議会の離脱案採決控え
  • ドル指数は小幅低下、ドルが主要10通貨の大半に対し下げ

11日のニューヨーク外国為替市場では、ポンドがドルに対し8営業日ぶりに上昇。昨年8月以降最長の連続安に歯止めがかかった。メイ英首相とユンケル欧州委員長の会談が急きょ設定されたが、トレーダーの間で英国の欧州連合(EU)離脱が延期されるとの見方が優勢となった。

  • ニューヨーク時間午後4時31分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前週末比0.2%低下。ドルは主要10通貨の大半に対して下落
    • 主要10通貨の中ではノルウェー・クローネの上昇も目立った
  • ポンドは対ドルで1%高の1ポンド=1.3144ドル。EU離脱延期への楽観が追い風に
    • 英議会は12日、メイ首相のEU離脱案について採決を予定。引き続き首相が敗北するとのシナリオが見込まれている
    • 早い時間には1.2949ドルで日中安値を付けた
    • 「EU離脱の延期が実現する兆しはどのようなものであっても、ポンドに多少の上昇余地をもたらす可能性がある」と、ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズの通貨ストラテジスト、ブレンダン・マケナ氏は顧客向けメモで指摘
  • ユーロはドルに対し0.1%高の1ユーロ=1.1245ドル。1.1222ドルの日中安値から持ち直した
  • ドルは対円で0.1%未満の上昇で1ドル=111円22銭。一時は0.3%安となっていた
    • 日銀金融政策決定会合を控え、日本の10年債利回りが約2週間ぶりの水準に低下
  • オーストラリア・ドルは米ドルに対し0.4%高

欧州時間の取引

  ポンドが対ドルで続落。一時は0.5%安の1ポンド=1.2949ドルとなった。12日に下院が採決を予定しているメイ英首相のEU離脱案への支持が十分でないことを示唆する報道が材料視された。ドル指数は0.1%上昇。

原題:Pound Set to End Losing Streak as May Meets Juncker: Inside G-10(抜粋)
Pound Declines as U.K. Says Brexit Talks Deadlocked: Inside G-10

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