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Photographer: Christopher Lee/Bloomberg

JPモルガン、米国で最安の株式ETF開始へ-手数料ゼロに近づく

  • 新たな株式ETFは手数料20セント、債券は50セント
  • ETF市場で新参のJPM、昨年も価格攻勢でETF資産拡大
Pedestrians pass in front of a JPMorgan Chase & Co. office building in New York, U.S.
Photographer: Christopher Lee/Bloomberg

JPモルガン・チェースは、米国で最も手数料が安い上場投資信託(ETF)を開始する。

  11日に明らかになった当局への届け出文書によると、JPモルガンが新たな株式ETFに設定する予定の手数料は、1000ドル(約11万円)の投資に対してわずか20セント。この手数料は米国でこれまでに存在する全2000本のETFのどれよりも低い。同時に、1000ドルの投資に対して手数料50セントの債券ETFも販売する。ただ、手数料ゼロのETFが登場するのは時間の問題とみるアナリストもおり、一部にとってはこの手数料ですら十分に低いとは言えない。

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  手数料の安い指数連動型ファンドを武器に巨額の利益を稼ぐ事業を構築したブラックロックやバンガードが黙って見ていることはないだろう。2014年にETFの販売を開始したJPモルガンのような新参企業は、3兆7000億ドル規模のETF市場に割って入るため直接の手数料収入を犠牲にする覚悟をますます強めている。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、ETFに昨年流入した資金の97%余りは手数料が2ドル未満のファンドに対してだった。JPモルガンは同年開始したETF11本のうち8本が2ドル未満の手数料。これらのファンドが105億ドル余りの資金を集め、同社のETF資産は230億ドルへと倍増した。

原題:JPMorgan Steps Closer to Zero Fees With Cheapest-Ever Stock ETF(抜粋)

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