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きょうの国内市況(3月11日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、米雇用統計での賃金や失業率改善評価ー内需や素材高い

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  東京株式相場は反発。米国の雇用統計で平均時給や失業率が改善、住宅指標も予想を上回り景気に対する過度な警戒感が和らいだ。電気・ガスや不動産など内需関連、鉄鋼や非鉄金属など素材関連が高い。

  • TOPIXの終値は前週末比9.00ポイント(0.6%)高の1581.44
  • 日経平均株価は同99円53銭(0.5%)高の2万1125円09銭

  みずほ証券の倉持靖彦投資情報部長は、米雇用統計で雇用者数の伸びが鈍化したことについて、先月の反動もあるとした上で「ここ数カ月をならしてみると18万人ペースで問題はない。雇用情勢はしっかりしている」と分析。「住宅関連指標も消費者センチメントも改善しており、経済見通しを悲観する必要はない」と話した。

  • 東証1部33業種は不動産や陸運、電気・ガスなど内需関連が上昇率上位、化学や鉄鋼も高い
  • 海運や精密機器は安い

●債券小幅安、利回り曲線フラット化で高値警戒ー明日の5年入札も重し

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  債券相場は小幅安。世界景気の減速懸念を背景に利回り曲線のフラット(平たん)化が進んだことから、相場の高値警戒感がくすぶった。明日実施される5年利付国債の入札も相場の重しになったとみられている。

  • 長期国債先物3月物の終値は前週末比1銭安の152円78銭。一時は152円75銭
  • 新発10年物353回債利回りは、日本相互証券の前週末午後3時の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.035%

バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 先週は欧州中央銀行(ECB)のハト派姿勢を受けて円債が買われたが、週明けはその反動で高値圏で上値の重い展開になった
  • 米雇用者数の伸びが低くて驚きではあったが、失業率の低下など良好な部分もあり、金利低下が一段と進む感じでもない
  • 明日の5年債入札に向けた動きも上値を抑えた
  • ただ、週後半には日本銀行の金融政策決定会合を控え、各国中央銀行のスタンスを勘案するとハト派的な姿勢が見込まれるため、ここからの金利上昇は想定しにくい面もある

  
●ドル111円前半、米雇用鈍化重しも米小売売上控え下値限定ーポンド安

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=111円台前半を中心に推移。米雇用者数の伸び鈍化や北朝鮮の地政学リスクを背景に円買い・ドル売りが先行した後、今晩の米小売売上高発表を控えて、下げ幅を縮小した。英議会による欧州連合(EU)離脱案を巡る採決やメイ英政権への不透明感からポンドは主要通貨に対して全面安となった。

  • 午後3時9分現在のドル・円相場は前週末比ほぼ変わらずの111円13銭。午前に110円88銭まで下落した後、徐々に水準を切り上げ、111円台前半を回復
  • ポンド・ドル相場は0.3%安の1ポンド=1.2983ドル。一時1.2949ドルと2月19日以来のポンド安・ドル高水準

三井住友銀行の宇野大介チーフストラテジスト

  • 米雇用統計は非農業部門雇用者数が弱かった半面、賃金上昇や失業率低下と強弱まちまちだった。だが、市場の楽観論が後退する中、悪い数字の方に目が向かい始めている。北朝鮮の地政学リスクに目を向けると、短期的な悲観が増幅されやすく円買いの材料になるだろうードル・円
  • 12ー14日に英議会のEU離脱を巡る採決イベントがあるが、最終的な着地は合意なき英EU離脱へ収れんして行くと見込んでいる。ポンド・ドルは基本的に売られる方向ではないか
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