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中国は地方政府のGDP水増しに対応、統計の質向上図る-全人代委員

  • 一部のケースでは各省庁が集計する統計が異なっている
  • 全人代財政経済委員会の尹中卿副主任委員が記者説明会で述べた

中国はインターネットやクラウドコンピューティング、ビッグデータを活用するとともに、データ収集における不要な段階を減らすことで、統計の質を向上させることを検討すると全国人民代表大会(全人代)財政経済委員会の尹中卿副主任委員が述べた。

  尹委員は北京での記者説明会で、1級行政区(省・直轄市・自治区)の域内総生産(GDP)の総和が中国全体のGDPより大きくなっているのは一部の地方政府のごまかしの結果だと語った。そうした統計操作をした1級行政区の名指しはしなかった。

  尹委員はまた、一部のケースでは各省庁が集計する統計値が異なっているとも説明。省庁ごとに違う基準を採用しているためだと話した。データ収集規定違反への罰則は「軽過ぎる」とも指摘した。

  香港中文大学と米シカゴ大学の研究者は最近、中国が2008年から16年まで9年間の経済成長率を平均で年1.7ポイント過大に発表していたとの研究報告をまとめた。

原題:China to Tackle Fraud That Boosts Provincial GDP Numbers

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