コンテンツにスキップする

米ナショナル・ベバリッジ株急落、「不公平」が業績不振理由とCEO

8日の米市場で、スパークリング・ウオーター「ラクロワ」を展開する米ナショナル・ベバリッジの株価がここ20年余りで最大の下げ。第3四半期決算が期待外れとなり、グッゲンハイムが投資判断を「売り」に引き下げたのが響いた。

  同社のニック・カポレッラ最高経営責任者(CEO)は同四半期(1月26日まで)決算の発表文で、業績不振を「非常に申し訳なく思う」としたうえで、その原因は「過失や経営ミスではなく、不幸な不可抗力でもない。この多くは不公平が招いたものだ!」とコメントした。

  グッゲンハイムのアナリスト、ローラン・グランデ氏は、ラクロワは「米小売り販売不振の長期化や、カテゴリー内の競争激化」を踏まえると、売り上げ回復は見込めないと指摘。ソーシャルメディアのトレンドは「圧倒的にネガティブ」だとも述べ、目標株価を72ドルから45ドルに引き下げた。

National Beverage revenue fell for first time in years

  ラクロワが「天然」原料のみで作られているという同社の主張を疑問視する否定的な報道が、ブランドの成長に悪影響を与えた。ナショナル・ベバリッジは同社を相手取った集団訴訟で、業者から提供を受けている原料が実験室で人工的に作られるのではなく、果物などの天然由来であることを独立機関の実験結果が証明したとし、自社の正当性を主張している。

  スパークリング・ウオーター競合品との競争激化も痛手だ。コカ・コーラの「トポ・チコ」ブランドが勢いを増している。グッゲンハイムのグランデ氏によると、ペプシコは今年も「バブリー」に重点的に投資する方針だと指摘した 。

LaCroix maker has lost half its market value over two quarters

  ナショナル・ベバリッジ株は前日比で一時26%安と、1994年以来の大幅安。2017年2月以来の安値を付けた。

原題:LaCroix Owner Plunges as CEO Cries ‘Injustice’ After Miss (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE