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きょうの国内市況(3月8日):株式、債券、為替市場

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●日本株大幅続落、景気懸念と中国株急落-輸出や金融中心に全業種安い

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  東京株式相場は大幅に4日続落。欧州中央銀行(ECB)の経済見通し引き下げに中国株大幅安が加わり、世界景気の先行きに対する懸念が強まった。機械や電機など輸出関連、非鉄金属、海運、金融中心にほぼ全面安。

  • TOPIXの終値は前日比29.22ポイント(1.8%)安の1572.44
  • 日経平均株価は同430円45銭(2.0%)安の2万1025円56銭
    • 両指数とも4日続落は昨年12月25日の5日続落以来の連続安
    • 下落率は米中交渉懸念と欧州景気悪化が重なった2月8日以来1カ月ぶりの大きさ

  大和住銀投信投資顧問の門司総一郎シニア・エコノミストは「欧州は景気のセンチメントが弱いだけでなく、ドイツから中国向け輸出の実体面でも弱さが出てきた。中国景気も良くない」と指摘。米中交渉への楽観から日本株に強気姿勢だった向きが「景気の悪さを再認識して売っている可能性がある」と述べた。

  • 東証33業種では海運、保険、機械、証券・商品先物取引、非鉄金属が下落率上位
    • 海運は今期最終赤字が1000億円に膨らむ見通しと発表した川崎汽船が急落
  • 取引開始時に算出された株価指数先物・オプション3月限の特別清算値(SQ)は2万1348円40銭ーブルームバーグ試算

●債券上昇、世界景気懸念でリスク回避強まるー利回り曲線はフラット化

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  債券相場は上昇。欧州中央銀行(ECB)の経済見通し下方修正や弱い中国の貿易統計を受けて、世界景気の先行き不透明感が強まり、リスク回避の買いが優勢となった。超長期債を中心に買いが入り、利回り曲線はフラット(へいたん)化した。

  • 新発20年物167回債利回りは0.395%と、日本相互証券の前日午後3時の参照値より3ベーシスポイント(bp)低い0.395%と、2月22日以来の水準まで低下。新発40年物11回債利回りは一時0.645%と2週間ぶり低水準
  • 新発10年物353回債利回りは2bp低いマイナス0.035%と、2月27日以来の水準
  • 長期国債先物3月物の終値は前日比16銭高の152円79銭。一時152円83銭まで上昇

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • ECBの経済見通し引き下げで世界的に景気減速懸念が強まり、中国の指標内容も弱かったことでリスクオフの流れが加速
  • 米連邦準備制度理事会(FRB)も含め、世界的に中央銀行のベクトルが緩和方向にシフトする感がある中で、日本銀行は大きく買い入れ減額に動きにくくなった
  • 年度末に向けてキャッシュつぶしニーズが一部で残る中、超長期債しか買えない投資家が多く、外部環境と需給両面のサポート材料で利回り曲線は一段のフラット化(平たん)を試す余地がある

日銀買い入れオペ

  • 対象は残存期間1年以下と1年超5年以下。買い入れ額は据え置き。各ゾーンの応札倍率は前回から上昇

  
●円全面高、中国貿易統計で世界景気懸念が拡大-ドルは111円割れ

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  東京外国為替市場では円が全面高。欧州中央銀行(ECB)による経済見通しの大幅引き下げを受け、世界景気の減速懸念が強まる中、中国貿易統計の悪化も嫌気され、株安とともにリスク回避の円買いが進んだ。ドル・円相場は約1週間ぶりに1ドル=111円を割り込んだ。

  • ドル・円は午後3時23分現在、前日比0.5%安の1ドル=111円00銭。111円65銭を日中高値に一時110円95銭と2月28日以来の水準まで円買いが進行
  • ユーロ・円は0.4%安の1ユーロ=124円38銭、一時124円31銭と3週間ぶりのユーロ安・円高水準
  • 豪ドル・円は一時0.7%下げ、約1カ月ぶりとなる1豪ドル=77円78銭前後まで豪ドル安・円高が進行

外為どっとコム総研の神田卓也調査部長

  • 中国の貿易統計がきっかけで、ドル・円は200日移動平均線を割り込む動き
  • 今回の中国貿易統計は旧正月の影響もあったと思うが、これで今晩発表の米雇用統計が弱いとなると世界経済について心配になる

  

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