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ソフトバンクGが中南米で5000億円超投資へ、ファンドを設立

更新日時
  • ラテンアメリカ「世界で最も重要な経済地域の一つに」と孫社長
  • 投資対象はヘルスケアや電子商取引、デジタル金融、運輸など
ソフトバンク孫正義氏

ソフトバンク孫正義氏

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
ソフトバンク孫正義氏
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

ソフトバンクグループはメキシコ、ブラジル、アルゼンチンなど中南米に投資するファンドを設立した。ファンド規模は50億ドル(5580億円)。

  7日の発表資料によると、「ソフトバンク・イノベーション・ファンド(仮称)」には同社が20億ドルを拠出。澤竹大輔広報担当によれば、今後3年間で30億ドルを外部の投資家などから調達する。投資対象はヘルスケア、電子商取引、デジタル金融サービス、運輸、保険。運営責任者にはマルセロ・クラウレ副社長・最高執行責任者(COO)が就く。

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クラウレ副社長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  中南米は人口が世界の1割、国内総生産(GDP)が中国の2分の1に相当し、インターネットの利用者は3億7500万人、スマートフォンも2億5000万人と米国を上回っている。今後テクノロジーの導入で経済は急速に成長するとソフトバンクGではみている。

  ソフトバンクGの孫正義社長は発表資料の中で、「ラテンアメリカは、世界で最も重要な経済地域の一つとなろうとしているところで、われわれはこの先数十年の非常に大きな成長を見込んでいる」とコメントした。

  ソフトバンクGは17年にブラジルの配車サービス会社「99」に1億ドルを出資するなど、同地域への投資実績がある。昨年10月には、ビジョン・ファンドが配送アプリを手掛けるブラジルの新興企業ロッジに1億ドル投資した。

  中南米プライベートエクイティ・ベンチャーキャピタル協会によれば、同地域のスタートアップ企業への投資意欲が世界的に高まっており、17年は80件と13年の36件に比べると2倍以上に拡大。シリコンバレーの大規模なファンドが積極的に投資しているという。

  同ファンドの創設については、ブルームバーグが2月に報じていた。

SoftBank Invests in Brazil With $100 Million E-Commerce Bet

ブラジルのリオデジャネイロ

Photographer: Dado Galdieri
(第4段落以降に孫社長のコメントなど追記します.)
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