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米は北朝鮮の核廃棄が21年までに可能との見方変えず-国務省高官

更新日時
  • 新たな衛星画像については米はまだ結論出していないと高官
  • 可能な限り早期の協議への扉は開いていると高官が語る

米国務省高官は7日、米国がトランプ大統領の任期1期目の終わりまでに北朝鮮の完全な核プログラムの廃棄が依然可能だとみており、ハノイでの米朝首脳会談が物別れに終わった後でも新たな交渉に関わる用意があると述べた。匿名を条件に記者団に語った。

  同当局者は同時に、米政府はいかなる人為的な予定表も強いられることはないだろうと述べた。トランプ大統領は合意を急いでいないと繰り返しコメントしている。

  トランプ大統領は6日、北朝鮮が昨年解体を開始したミサイル発射施設を復旧しているとの報告について、それが事実なら金正恩朝鮮労働党委員長に強く失望することになろうと発言。米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)が今月公開した衛星画像は、北朝鮮が東倉里の西海衛星発射場の長距離ミサイル施設を復旧していることを示した。

  しかし国務省高官は米国がこの衛星画像を把握しており、「ある程度の再建」がなされていることを認めたものの、それが何を意味するかについては米国はまだ結論を出していないと述べた。

  また同当局者は、北朝鮮に非核化を求める際、トランプ政権は具体的に何を要求しているのかとの質問に、核燃料サイクルの全ての部分を廃棄し、核弾頭を取り外し、大陸間弾道ミサイル(ICBM)や大量破壊兵器を取り除き、経済の方向性を変えることが含まれるだろうと答えた。

  さらに、米朝交渉はトランプ政権が望むほど順調ではないが、「可能な限り早期の協議への扉は開いている」と語った。

原題:U.S. Said to Believe a Nuclear-Free North Korea Possible by 2021(抜粋)

(発言内容を追加して更新します.)
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