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アラガンの抗うつ剤、第3相試験で評価項目達成せず-株価下落

  • 即効性のあるrapastinel、プラセボ効果超える症状改善示されず
  • 他の開発中のアラガン製品に対しても「センチメント悪化」の可能性

特殊医薬品メーカーのアラガンは6日、即効性のある抗うつ剤「rapastinel」の3つの第3相試験でプラセボ効果を超える症状の改善が示されなかったと明らかにした。発表を受けて同社の株価は通常取引終了後の時間外取引で一時3.2%安となった。これら試験は大うつ病性障害(MDD)患者の補助療法として実施。

  rapastinelは、販売承認を確保する上で重要な指標である主要および副次的評価項目のいずれも達成できなかった。前日には米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のスプレー式点鼻剤「SPRAVATO」(一般名:エスケタミン)が効き目の早い抗うつ剤として初めて米食品薬品局(FDA)の承認を受けた。アラガンはrapastinelについて重度のうつ病に加え、自殺念慮に関する試験も実施している。

  RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、ランダル・スタニキー氏は顧客向けリポートで、「今年最も期待を集めたデータ発表だった」と指摘。試験結果がさえなかったことで、アラガンが開発中の他の医薬品についても「センチメントが悪化し」、会社分割を求める声が再び強まる可能性が高いとの見方を示した。

題:Allergan’s Rapid-Acting Antidepressant Fails in Key Studies (1)(抜粋)

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