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ルネサスエ株がストップ安、中国需要減で国内工場を2カ月停止へ

更新日時
  • 国内主要6工場の停止は5月と8月ごろになる見通し
  • 1-3月期の半導体売上高、前期第4四半期から減少を計画

車載向け半導体メーカーのルネサスエレクトロニクス株が制限値幅いっぱいのストップ安水準まで売り込まれた。中国での需要減少を背景に、国内主要工場の生産を最大2カ月停止する。

  7日の株価は売り気配で始まった後、前日比100円(15%)安の584円まで下げ大幅に3日続落。1月24日以来、1カ月半ぶりの安値水準に沈んだ。

  この日は半導体関連銘柄全般に売りが広がり、製造装置の東京エレクトロンが一時4.2%安の1万4760円、アドバンテストが3.9%安の2644円、シリコンウエハーのSUMCOも7.8%安の1286円まで下げた。

Renesas May Complete Naka Plant Inspections Early

工場操業停止の報道があったルネサスエ

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  匿名を条件に明らかにした関係者によると、車載向け半導体など国内の主要6工場の生産を停止する。期間は5月と8月ごろの最大2カ月になる見通し。海外4工場も数週間操業を止め、中国での需要減に対応する。

  ルネサスエが午後に発表した資料では、生産停止の狙いを「今年度の市況の不透明さに起因する半導体需要の変動に柔軟にかつ迅速に対応する」と説明。同社では過去に生産調整を実施したものの、過剰在庫を生み出した経緯があったという。

  ルネサスエが2月8日に発表した2019年12月期の第1四半期(1-3月)の半導体売上高計画は1460億-1540億円。前期第4四半期(18年10-12月)は1838億円だった。SMBC日興証券によると、会社側は第1四半期の稼働率を第4四半期に比べ10%弱の上昇を見込んでいたという。

  ルネサスエの国内外工場の生産停止については、日本経済新聞電子版が6日夜に報じていた。

ルネサスエレクトロニクスの過去1年のチャート

  

(5段落に会社側の発表内容を追記、株価情報を更新します.)
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