コンテンツにスキップする
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Getty Images

日本株続落、世界景気の減速懸念ー半導体など景気敏感や銀行安い

更新日時
  • 昨年の米貿易赤字は10年ぶり高水準、米民間雇用者数の伸び鈍化
  • 工場停止のルネサスエはストップ安、みずほFGは純利益予想減額
TOKYO, JAPAN - NOVEMBER 20: Pedestrians are reflected in an electronic stock board displaying a chart of the Topix index outside a securities firm on November 20, 2018 in Tokyo, Japan. Nissan chairman Carlos Ghosn was detained in Tokyo on Monday over a suspected breach of Japanese financial laws after an internal investigation revealed "significant acts of misconduct" over many years by him and another top executive, according to media reports. Nissan said during a press conference that Ghosn, a veteran of the auto industry, and Director Greg Kelly have been under investigation for several months at Nissan for under-reporting Ghosn's compensation and personal use of company assets. (Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images)
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Getty Images

7日の東京株式相場は3日続落。米国や中国など世界景気の減速懸念から半導体関連や非鉄金属、商社など海外景気敏感業種が下落。業績悪化のみずほフィナンシャルグループをはじめとする銀行株も下げた。

  • TOPIXの終値は前日比13.59ポイント(0.8%)安の1601.66
  • 日経平均株価は140円80銭(0.7%)安の2万1456円01銭

  米国の2018年の貿易赤字は6210億ドルと、10年ぶり高水準に拡大した。ドル高や報復的な関税が輸出への重しになり、対中貿易赤字(財のみ)は過去最高だった。ADPリサーチ・インスティテュートの調査による2月の米民間雇用者数の伸びは前月を下回った。

  しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は「米国はサービスや消費は悪くないが、輸出や貿易、設備投資関連は非常に悪い。中国の生産調整を受けて一部業態が影響を受けている」と指摘。国内は株価を押し上げる材料に乏しいとし、「好材料一巡で米国株の上値が重くなれば日本株も追随してしまう」と話した。

  SUMCOなど半導体関連だけでなく、太陽誘電などの電子部品、THKなど設備投資関連の下げも目立った。6日の米フィラデルフィア半導体株指数が1カ月ぶりの大幅安となったほか、中国での需要減少に対応して工場の生産を一時停止するルネサスエレクトロニクスが値幅制限いっぱいのストップ安。「中国経済の減速による悪影響が、ルネサスエ以外にも広がっているのではとの漠然とした懸念が利益確定売りにつながった」と、しんきんAMの藤原氏は言う。

7日は3日続落
  • 東証33業種では非鉄金属、電機、海運、銀行、機械、証券・商品先物取引、ゴム製品が下落率上位
  • 水産・農林や石油・石炭製品、不動産、陸運は上昇
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE