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Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

EU当局者は今週の英離脱を巡る協議での事態打開に悲観的

更新日時
  • どのような譲歩用意しても英下院で過半数得られないとEUは懸念
  • コックス法務長官がEU側をいら立たせ交渉は険悪に
Anti-Brexit campaigners wave a European Union flag and a Union Jack, also known as a Union Flag, during a protest near the Houses of Parliament in London, U.K., on Wednesday, Feb. 27, 2019. Leading Brexit purist Jacob Rees-Mogg, who has opposed U.K. Prime Ministers Theresa May's exit deal, appears to be softening his stance, making it more likely that the divorce agreement could win Parliamentary approval next month.
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

欧州連合(EU)当局者は英国とのEU離脱に関する今週の協議で、事態が打開する可能性について悲観的だ。

  事情に詳しい関係者3人によると、どのような譲歩を用意しても英下院で過半数を得るには十分でないとの懸念がEU側で強まっている。EUは合意案の英議会通過が確実でない場合に立場を変更することには消極的だ。

  交渉に関する説明を受けた関係者らによれば、EUは英国側が非現実的な期待を高めており、メイ首相が新たに交渉役に起用したコックス法務長官は不可能なことを求めているとみている。

  EU交渉担当者らはまた、コックス法務長官とのやりとりにもいら立ちを強めていると、関係者らは語った。コックス長官はベテランの法廷弁護士で、凝った言い回しと芝居がかったバリトンの声で知られる。欧州当局者はコックス長官らとの5日の協議は、この2年間で最も険悪な交渉の一つだったと評した。

  メイ首相が修正合意案を議会に示すまで数日となる中でも双方の姿勢は硬化している。共に瀬戸際政策で相手の譲歩に期待している状態だ。

原題:EU Said to Be Pessimistic That Brexit Breakthrough in Reach (1)(抜粋)

(交渉の現状に関する情報などを追加して更新します.)
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