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米地区連銀経済報告:景気判断を下方修正-政府機関の閉鎖が影響

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米連邦準備制度理事会(FRB)が6日公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)では、1、2月に景気が減速したことが示された。大半の地区が景気は「わずかないし緩やか」に拡大したと報告した。

  ベージュブックでは「全体の約半数の地区が、政府機関の閉鎖が一部セクターの経済活動減速につながった」と記した。

  個人消費についても、厳しい冬の天候や信用コスト上昇の影響で抑制されたと指摘。製造業は力強さが増したものの、企業は「世界の需要鈍化、関税に伴うコスト上昇、通商政策面での不透明感継続への懸念」を表明した。今回のベージュブックは、2月25日までに集めた情報を基にカンザスシティー連銀が作成した。

  前回のベージュブックでは、全12地区のうち8地区が「緩慢ないし緩やか」な景気拡大を報告していた。今回は10地区が「わずかないし緩やか」とし、残り2地区は「景気の状況は横ばい」と記した。

  ベージュブックでは、労働市場はタイトな状況が続き「特に情報技術、製造業、トラック運送、外食、建設の各産業に関連した職種で労働者不足が顕著」とされた。セントルイス地区では、調査先の高等教育機関は、学業を続けずに就職を選択する学生が増えているとし、入学者数の減少を報告した。

  労働市場の引き締まりをよそに、過半数の地区は緩やかな賃金上昇と物価全般の「緩慢ないし緩やか」な上昇を報告。7地区は、販売価格を上回るペースで投入価格が上昇していると指摘した。

  関税については、数地区で引き続き価格への上昇圧力となった。ただ幾つかの地区は、従来関税の影響を受けた鉄鋼価格について、「このところ安定ないし下落した」と報告した。

原題:Fed Downgrades Growth Assessment on Government Shutdown Impact(抜粋)

(詳細を追加し、更新します.)
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