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ベネズエラ離反兵、2月に武力で国境突破を計画-コロンビアが阻止

ベネズエラを逃れた兵士およそ200人が2月末、人道支援物資をコロンビアから運び入れるルートを確保する目的で、武力で国境を突破しようと準備に入っていたことが明らかになった。当時、ベネズエラに物資を送ろうとコロンビア側の国境付近にグアイド国会議長と支持者が集結。米当局者らもこれに加わり、マドゥロ政権の軍と対峙(たいじ)した。

  ベネズエラ退役将軍のクリベール・アルカラ氏が率いるグループは、支援物資の搬入を阻止するベネズエラ治安部隊を後退させる計画だった。これを知ったコロンビア政府は、非暴力を掲げたイベントで武力衝突が起きることを恐れ、計画を阻止した。

Pro-Opposition Demonstrators Protest After Failed Attempt To Deliver Humanitarian Aid

ベネズエラとコロンビア国境の橋、支援物資搬入の阻止で国境を封鎖するベネズエラ治安部隊

撮影: Carlos Becerra/Bloomberg

  支援物資の搬入は成功せず、ベネズエラ軍で司令官が離反するとの期待も現時点では薄れた。グアイド氏はベネズエラの国家元首として50カ国に承認されており、米国はマドゥロ大統領が排除されるのは必然との見方を示している。

  混迷が長引くにつれ、何らかの軍事的な解決を求める声は高まりかねない。物資搬入作戦が失敗した直後、グアイド氏はそうした考えを示唆していたが、米国やコロンビア、ブラジルの反応は冷ややかだった。米国の対ベネズエラ政策にかかわるマルコ・ルビオ米上院議員は、前向きな姿勢を示しており、トランプ大統領もあらゆる選択肢が検討対象になるとこれまでに述べている。

原題:Heavily Armed Soldiers Aborted Plan to Enter Venezuela by Force(抜粋)

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