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メイ英首相の離脱案、再度否決のリスクも-票読み際どいと与党幹事長

  • 票の確保に自信が持てないと保守党のスミス院内幹事長が警告
  • 保守党は下院で過半数に届かず、首相案に執拗に反対する議員もいる

メイ英首相は、欧州連合(EU)との離脱合意案の見直し協議を経て、12日までに修正案を下院で採決すると約束したが、再び否決されるリスクもある。与党保守党のジュリアン・スミス院内幹事長は、票の確保に自信が持てないと警告した。

  関係者3人が匿名を条件に語ったところでは、首相の離脱修正案への十分な支持固めの責任を負うスミス院内幹事長は、来週の採決が際どい勝負になりそうだとメイ政権の主要閣僚らに5日語った。

  スミス氏は、首相案が否決された場合、続いて行われる採決の結果、「合意なき離脱」という選択肢がなくなり、離脱交渉の延長を申請するよう政府が議会から指示されることになると予想。EUとの関税同盟への残留につながりかねないさらなる修正動議の提出も見込まれると述べた。

  メイ首相率いる与党保守党は、下院(定数650)で過半数に届かず、首相案では離脱後のEUとの関係が近過ぎることや、離脱自体に反対という理由から執拗(しつよう)に反対する議員も存在する。このため、与党からできるだけ多くの支持を集めるだけでなく、最大野党・労働党からの賛成票も必要になる。

U.K. Prime Minister May Wins Backing to Reopen Brexit Deal

ジュリアン・スミス氏

写真家:Simon Dawson / Bloomberg

What’s Next for Brexit?

原題:May Risks Another Defeat in Parliament Over Revised Brexit Deal(抜粋)

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