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Photographer: Junko Kimura

サンリオ株急騰、「キティちゃん」ハリウッドデビュー-人気再燃期待

  • 株価は一時12%高と8年ぶり上昇率、昨年8月以降の節目を上抜け
  • 業績底入れ期待、分かりやすい材料、好需給がそろう-証券ジャパン
Sanrio Co. Hello Kitty soft toys are inside a crane machine game during the 'SWAROVSKI presents "House of Hello Kitty"' event at Omotesando Hills in Tokyo, Japan, on Wednesday, June 29, 2011. Sanrio Co., the Japanese owner of the Hello Kitty character brand, may boost profit after arresting a 10-year slide in sales by slapping its logo on wine, wallpaper and minicars.
Photographer: Junko Kimura

サンリオ株が8年ぶりの上昇率を記録した。ハローキティなどのキャラクターの全世界映画化が決まり、業績回復を先取りした買いが優勢だ。

The Cult Retailer That’s Making Billions Breaking All the Rules

根強い人気のキティちゃんグッズ(都内のドン・キホーテ)

Photographer: Kentaro Takahashi/Bloomberg

  同社は6日午前、ハローキティを含む自社キャラクターの全世界向け映画の企画を米ワーナー・ブラザース・エンターテイメント傘下のニュー・ライン・シネマなどと進めていると発表した。実写、アニメ、CGなどの形式や公開時期は未定。ニュー・ライン・シネマは「ロード・オブ・ザ・リング」などの製作で知られる。

  証券ジャパンの大谷正之調査情報部長は「映画化がどれだけ業績に影響するかは現時点で不透明」と前置きした上で、「アジアを中心にキティ人気が再燃するかもしれない。キティちゃんがレッドカーペットを歩くかもという期待が市場に出ている」と述べた。

  株価は一時前日比12%高の2630円と2011年3月16日以来の日中上昇率を記録。昨年8月以降の上値抵抗線の2400円近辺を大きく上抜けた。2019年3月期も営業減益が続く見込みなど業績低迷が長期化しているが、「インバウンド需要などから底入れは近いとして来期以降の回復を織り込んで上昇してきた。そこに分かりやすい材料が出たほか、信用倍率0.3倍という好需給が重なった」と大谷氏はみている。

  同社株の信用売り残は3月1日時点で21万4000株、買い残は7万4800株。買い残が少なく、株価上昇時には買い戻しが入りやすいという。

もみ合いを大きく上抜け
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