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ソフバンクとトヨタ合弁のモネ、豊田市とライドシェアで連携

更新日時
  • 年内20の自治体と実証実験、3年で100に増やすと宮川社長
  • スマホ予約は1分程度で完了、飲み会行く際使うと70歳利用者

ソフトバンクトヨタ自動車が出資するモネ・テクノロジーズは6日、愛知県豊田市とライドシェアや自動運転など次世代モビリティ(移動手段)サービスで業務連携協定を結んだ。技術開発や実証実験を共同で行う。

  ソフトバンクの副社長でもあるモネの宮川潤一社長は豊田市内での会見で、高齢者の移動手段確保など「日本固有の悩みを抱えている地域がある。この第一歩がうまくいけば、横展開できる」と述べた。宮川社長によると、モネのプラットフォームを使ったオンデマンドバスの実証実験はことし20の自治体と行い、3年間かけて自治体数を100まで増やす。

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次世代モビリティで業務連携した豊田市とモネ

Photographer:Takahiko Hyuga/Bloomberg

モネと豊田市は2月27日から、利用者の需要に応じた乗り合い交通手段であるオンデマンドバス「おばら桜バス」の運行実証実験を開始。スマートフォンのアプリから予約が可能で、今後はアマゾン・ドット・コムの音声サービスであるアレクサを使った仕組みも検証予定だ。

  豊田市千洗町在住で、スマホ利用歴5年の加藤博道さん(70)は「電話では待たされることが多いが、スマホを使ってすぐに予約できる。言葉の不自由な人も使え、若い主婦なども使うのではないか」と話し、個人的には「飲み会に行くときに利用する」と言う。

  ソフトバンクとトヨタは昨年10月、モビリティとIoT(モノのインターネット)の融合を目指す合弁会社のモネを設立。自動車を所有せず、使いたいときだけ料金を支払って利用する「モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS、マース)」の構築に向け、第一段階として自治体や企業に対し地域連携型オンデマンド交通、シャトルサービスを始める方針を示していた。

  モネへの出資比率はソフトバンクGが50.25%、トヨタが49.75%。2020年代半ばまでには単なる移動手段にとどまらず、物流や物販など多目的に利用可能なMaaS専用の自動運転電気自動車「イーパレット」を使った事業も展開していく予定だ。

(4段落に利用者の声を追記します.)
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