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米バイオ株下落、FDA長官が辞任するとの報道で-たばこ株買われる

  • ゴットリーブFDA長官は積極的な後発医薬品の承認を推進
  • 若者の薬物吸引や10代の喫煙に反対する動きも支持

5日の米株式市場では午後遅くの取引でバイオ株が下落。米食品医薬品局(FDA)のスコット・ゴットリーブ長官が辞任するとの報道が材料となった。

  それまで上昇していたナスダック・バイオ指数は下げに転じ、一時0.6%安となった。インサイトやマイラン、アレクシオン・ファーマシューティカルズなどの医薬品株が下げた。

  ロンカー・インベストメンツのブラッド・ロンカー最高経営責任者(CEO)は、FDA長官辞任を巡る「ニュースが市場で嫌気された理由の一つとして、同長官が本当に広く尊敬されていたことが挙げられる」とし、新たなテクノロジーを伴い医薬品が常に変化している今の時勢にFDA長官がどういう人物かはとても重要だと指摘した。

  ゴットリーブ長官は薬価引き下げの選択肢の一つとして積極的にジェネリック(後発医薬品)承認を推進。また遺伝子治療などバイオテクノロジーの急成長分野でのより迅速な承認に向けた動きで中心的な役割を果たした。

  同長官は若者の薬物吸引や10代の喫煙に反対する動きも支持してきた。アルトリア・グループ、フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)、ブリティッシュ・アメリカン・タバコなどたばこ株は、米紙ワシントン・ポストが同長官の辞任に関して最初に報じた後、一時大きく上昇した。

Index sinks after report that Gottlieb is resigning

原題:Biotech Stocks Tumble as FDA Commissioner Gottlieb to Resign (1)(抜粋)

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