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Photographer: John Taggart

米国株が小幅続落、国債小動き

更新日時
  • GE株は急落、工業事業キャッシュフロー赤字の見通しを嫌気
  • 米中通商協議進展の具体的な材料や米雇用統計を待つ展開
Buildings stand on Wall Street near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.
Photographer: John Taggart

5日の米株式相場は小幅続落。年初からの快調な相場上昇が一段落し、目新しい材料が探しにくい状況となった。米国債は小動き。

  • 米国株は小幅続落、材料難の中-ターゲットが高い
  • 米国債は小動き、10年債利回り2.72%
  • NY原油は小動き、週間在庫統計や米中合意を待つ展開
  • NY金先物は7日続落、良好な米経済指標などで逃避需要後退

  米中通商協議で進展がない中、S&P500種株価指数は朝方まず下落。米新築住宅販売ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことで下げを埋めた後ももみ合いが続いた。ゼネラル・エレクトリック(GE)は、工業事業の通期フリーキャッシュフローの赤字見通しを出したことで大幅安。一方、小売りのターゲットとコールズが好決算を発表し、消費者関連銘柄を押し上げた。

  S&P500種株価指数は前日比0.1%下げて2789.65。ダウ工業株30種平均は13.02ドル(0.1%)安の25806.63ドル。ナスダック総合指数は0.1%未満下落。ニューヨーク時間午後4時53分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.72%。

  ニューヨーク原油先物相場は小動き。米中通商協議の進展や米週間在庫統計を待つ中、前日終値を挟んでもみ合った。エナジー・アナリティクス・グループのディレクター、トーマス・フィンロン氏によると、投資家はベネズエラ政権の交代に関し新たな材料が出るのも待っている。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は3セント(0.1%)下げて1バレル=56.56ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は19セント高の65.86ドル。

  ニューヨーク金先物相場は7営業日続落。2017年3月以降で最長の連続安となった。米経済指標が予想を上回ったことに加え、貿易摩擦緩和の兆候を受けて逃避需要の後退が続いた。ドルの上昇も金需要を冷やした。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.2%安の1オンス=1284.70ドルで終了。

  S&P500種は重要な節目の2800を上抜けることなく終了。投資家はさらなる株高の前提として、米中協議の進展に関わる具体的な手掛かりを見いだすことを望んでいる。中国が2019年経済成長率目標を引き下げたことから、貿易と世界経済減速が意識された。投資家は8日発表予定の米雇用統計にも注目している。

  米国債は、予想を上回るISM非製造業景況指数と新築住宅販売が発表された後に日中安値を付けたが、その後に下げを埋めた。

原題:U.S. Stocks Slip as Dollar Advances for Fifth Day: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries End Mixed After Paring Drop Sparked by ISM Services
Oil Steady as Market Awaits Inventory Data, China Trade Deal
PRECIOUS: Gold Extends Slump on Trade View, U.S. Economic Data

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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