コンテンツにスキップする
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

買い手少ない米株上昇に金融危機直後との共通点-ゴールドマン

  • 今年の株価と資金フローのギャップは金融危機以来の大きさに近づく
  • 投資家の慎重さから株価の力強さが続くのは難しそうだとシティ
Goldman Sachs Group Inc. headquarters, left, and American Express Tower, right, stand in New York, U.S., on Friday, March 1, 2019. A rally in shares of technology companies helped push the broader U.S. equity market up from the lows of the day. Treasuries fell for a third day and oil slumped.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

昨年のクリスマス後の米株高に乗っかろうとする投資家が非常に少ないことから、ウォール街はこの無関心が予想外の株価急伸を止めるのではないかと思い始めている。

  さらに、通常は通商問題を巡る先行きが明るくなれば株価は上昇するが、週明けのS&P500種株価指数が伸びなかったことから、この疑問は一段と強まった。

  ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストの直近のリポートによれば、今年の株価と資金フローのギャップは金融危機以来の大きさに近づいている。ほとんど全ての資産クラスで素晴らしい価格上昇が見られるものの、現金投資のうち安全な証券の高リスク証券に対する比率はほぼ2009年以来の高水準となっている。

  シティグループも、投資家が確信を持てないため、クリスマス以降のS&P500種の約19%の上昇の持続性に疑問が生じていると指摘。クリス・モンタギュー氏率いるアナリストらは今週、投資家の間に顕著な慎重姿勢から、「これまで見られたような株価の力強さが続くのは難しそうだ」と述べた。

  S&P500種は昨年10、11月に見られた小さいピークを上回ることができず、今年に入って2800超の水準を維持できていない。世界経済の不調と企業利益の伸び鈍化などを背景に、投資家は様子見姿勢を取っている。ただ、センチメント改善を示す初期の兆候も出始めている。

relates to 買い手少ない米株上昇に金融危機直後との共通点-ゴールドマン

原題:Goldman Sees Crisis Echo in Big Stock Rally Bereft of Buyers(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE