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Photographer: Peti Kollanyi/Bloomberg

欧州マネーロンダリング疑惑、オーストリア・オランダ大手銀に飛び火

  • ライファイゼンは一時15%安、資金洗浄の警告を無視と伝わる
  • オランダ大手3行、ロシア投資銀経由で疑わしい資金扱う-オランダ
A Swedbank AB logo sits on the bank's headquarters in Riga, Latvia.
Photographer: Peti Kollanyi/Bloomberg

不正なロシア資金などのマネーロンダリング(資金洗浄)に関与したとされる銀行がまた増えた。金融危機からの回復途上にある欧州金融業界で、疑惑が拡大している。

  デンマークのダンスケ銀行とスウェーデンのスウェドバンクが端緒となったマネロン疑惑は、今週に入りオーストリアのライファイゼン・バンク・インターナショナルとオランダの上位3銀行にも飛び火した。

  ロシアのプーチン政権と敵対する投資家ビル・ブラウダー氏率いるエルミタージュ・ファンドはライファイゼンに対し、ロシアの犯罪活動による資金の洗浄をやめるよう促す警告を複数回送ったものの無視されたと明らかにした。オランダ誌フローネ・アムステルダマーによると、同国のラボバンク、ABNアムロ、INGグループはいずれもロシアの投資銀行トロイカ・ディアローグが絡む取引を通じ、疑わしい可能性のあるロシアの資金を扱っていた。

  ライファイゼンはこの疑惑に対する調査を開始したと回答。ABNアムロ広報は、疑惑の取引をしていた部門は2008年2月に英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)に買収されて法的責任はRBSに移ったとし、現在のABNは当時と全く別の法人だと説明した。ラボバンクとINGはコメントを控えた。

  これを受けて5日の株式市場では、ライファイゼンを筆頭に欧州の銀行株が下落。ライファイゼンは一時15%値下がりした。

Bank Stocks Suffer

European banks drop amid laundromat allegations, Nordea rebounds

Source: Bloomberg

Data shows biggest intraday drop or gain for the share

原題:Widening Russia Money Laundering Scandal Hits European Banks (3)(抜粋)

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