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モルガンS、南ア・ランドなど低迷する新興国通貨をなお楽観

  • 同行が用いるモデルはランドやリラなどのロング維持を推奨
  • 中国・人民元は売りシグナル誘発が近いとハイメ氏

南ア・ランドとトルコ・リラ、ブラジル・レアルのここ1カ月のパフォーマンスは新興国通貨で最悪レベルかもしれないが、モルガン・スタンレーは希望を捨てていない。

  地政学的リスクが高まり、米中貿易摩擦を巡る懸念が続く中で新興国資産の上昇力は勢いを失っているにもかかわらず、ボラティリティーや特異なリスク・プレミアに基づき売買のシグナルを発する同行のVIRPモデルは、これら3通貨とロシア・ルーブルについて依然ロングだ。

Morgan Stanley backs some of the worst-performing EM currencies

  モルガン・スタンレーのクオンツストラテジスト、アンドレス・ハイメ氏(ニューヨーク在勤)は顧客向けリポートで、「新興国市場での最近の上げ一服にもかかわらず、主要中央銀行にハト派姿勢が広がり、米中貿易協議のさらなる進展が見込まれる中で同モデルはそうした資産クラスについて引き続き前向きな姿勢だ」と指摘。 同行のモデルではコロンビア・ペソ、マレーシア・リンギット、インドネシア・ルピア、タイ・バーツはショート。中国・人民元は売りシグナル誘発が近いことが示されているという。

原題:Morgan Stanley Keeps Faith in Some of EM’s Worst Currency Losers(抜粋)

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