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仏PSAのタバレスCEO、欧州以外でディール目指す-関係者

  • 仏PSAの手元資金は約90億ユーロ、域外進出でアドバイザーと協議
  • GMやフィアット・クライスラーも規模拡大に魅力的選択肢-関係者

「プジョー」や「シトロエン」といったブランドを展開するフランスの自動車メーカー、グループPSAは、カルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)の国際的な野心を満足させるには小さ過ぎる。

PSA Group Chief Executive Officer Carlos Tavares Announces Full Year Results

カルロス・タバレスCEO

Photographer: Christophe Morin/Bloomberg

  事情に詳しい複数の関係者によると、PSAは欧州以外で事業基盤を拡大するため提携や合併などのディールを目指しており、アドバイザーらと協議した。部外秘情報だとして関係者が匿名を条件に明らかにした。

  関係者によると、検討作業は準備段階で、標的となり得る企業に最近アプローチはしていない。フィアット・クライスラー・オートモービルズは、米国へのエクスポージャーや「ジープ」ブランドがPSAにとって魅力だが、タバレスCEOはゼネラル・モーターズ(GM)も良い組み合わせとみており、ジャガー・ランドローバー(JLR)との可能性もあるという。ただ、こうした取引をまとめるのは難しいだろうと関係者は付け加えた。

  PSAの広報担当は具体的な計画にはコメントを避け、今週ジュネーブで開幕する国際自動車ショーに先立ちCEOへの取材機会は設けなかった。先週の決算発表に関する会見で同CEOは、約90億ユーロ(1兆1400億円)の手元資金に関するプランを問われた際、戦略的機会について「俎上(そじょう)に載せている」と答えた一方で、その資金が不況下で役に立つとも述べていた。

  フィアット・クライスラーとJRLの親会社タタ・モーターズはコメントを控えた。GMの広報担当に取材を試みたが現時点で返答は得られていない。

原題:Peugeot Owner’s CEO Said to Seek Deals After Reviving Europe (1)(抜粋)

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