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中国の自動車市場低迷、大幅値下げ相次ぐ-ローン金利ゼロも

  • 買い控えへの対応必要でも、メーカーの財務に一段の負担
  • 19年は適者生存の1年、再編拡大も-CAAMの師建華氏

中国自動車市場の不振で国内メーカーや販売店は顧客呼び込みのため、大幅な値引きやローン金利引き下げを余儀なくされている。

  メーカーや販売店は主に都市部以外のショールームへの来客を増やそうと取り組んでおり、店頭表示価格の10%超相当のインセンティブや値引きはもはや当たり前で、金利なしのローン提供も多い。だが、消費者の反応はいまひとつだ。年間ベースで20年余ぶりの減少を記録した販売台数は今年に入ってもマイナスに歯止めがかかっていない。

Car Crunch

China passenger vehicle sales fell by most since 2012 as economy, trade woes mount

Source: China Association of Automobile Manufacturers

  景気減速や対米貿易摩擦が株価や消費者の購買力の重しになる中、自動車などの高額商品には買い控えの動きが出ている。大幅値引きはメーカーの財務に一段の負担となり、何百ものメーカーがひしめき合う同業界で今後の人員削減や合併を示唆する可能性がある。

  中国自動車工業協会(CAAM)の師建華副秘書長は1月の会議で、「2019年は適者生存の1年になる。自動車業界で合併や再編のケースは増えるかもしれない」と発言した。

  グローバルブランドも逆風に直面している。四半期決算が赤字となった現代自動車や「ジャガー・ランドローバー」を傘下に持つインドのタタ・モーターズは中国による影響を挙げた。スズキは昨年、中国から撤退した。

原題:China Car Slump Has Dealers Slashing Prices, Giving Cheap Loans(抜粋)

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