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長期金利がゼロ%に上昇、10年入札結果弱めで-あすの日銀オペ警戒も

更新日時

債券市場では現物債が下落。長期金利はゼロ%に上昇した。この日に実施された10年利付国債入札が日本銀行による国債買い入れ減額の観測を背景に弱めの結果となったことを受けて、午後に入って売りが優勢の展開となった。

  • 新発10年物353回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高いゼロ%。マイナス0.005%で推移した後、入札結果発表後にゼロ%を付けた
  • 新発20年債利回りは0.45%と1月31日以来、新発2年債と新発5年債利回りはともにマイナス0.145%と1月半ば以来の高水準
  • 長期国債先物3月物の終値は前日比変わらずの152円51銭。一時152円46銭と約1カ月半ぶりの安値

市場関係者の見方

バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト
  • 10年債入札の結果を受けて午後は売りが優勢に
  • 日銀は今後もオペ減額を少しずつ進めていく路線を続けるだろう
  • 6日の残存期間5年超10年以下の国債買い入れオペは4700億円か4800億円かー月間では2000億円超と長短金利操作導入後で最大の減額となる見込み
  • その割には相場の下げは限定的

10年債入札

  • 最低落札価格は100円98銭、市場予想の101円00銭を下回る
  • 応札倍率は4.25倍に低下、テールは2銭にやや拡大
  • BofAの大崎氏
    • 国債買い入れオペを巡る不透明感もあり、やや弱い結果
    • ただ、利回りがプラス圏に入ると押し目買いが入るとの見方が根強い
  • 備考:過去の10年債入札の結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.145%-0.145%0.000%0.450%0.635%0.720%
前日比+0.5bp+0.5bp+0.5bp+0.5bp 横ばい 横ばい
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