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ヴァーレCEOが当面職を退く-鉱山ダム決壊事故の再発防げず

  • CEOは就任時に決壊事故を二度と起こさないとモットーを掲げた
  • 取締役のエドゥアルド・バルトロメオ氏が暫定CEOに就任する

鉄鉱石生産で世界最大手、ブラジルのヴァーレのファビオ・シュバルツマン最高経営責任者(CEO)が当面職を退く。犠牲者を出した鉱山ダム決壊事故の再発を防げなかった同社に対し、政府のより厳しい目が注がれている。

  シュバルツマンCEOは取締役会に宛てた書簡で、「自分の手法が正しく、義務を果たしたと私は確信しているが、社の事業継続のために私の一時休職を承認するよう取締役会に求める」と述べた。取締役のエドゥアルド・バルトロメオ氏が暫定CEOに就任する。

Vale CEO Fabio Schvartsman Testifies After Dam Burst In Brumadinho

ファビオ・シュバルツマン氏

写真家:Andre Coelho / Bloomberg

  2015年11月にはヴァーレがミナスジェライス州マリアナ近くに共同所有するダムで決壊事故が起きた。シュバルツマン氏(65)は17年5月にCEOに就任した際、マリアナのような事故は二度と起こさないというモットーを掲げたが、今年1月25日に同州にあるヴァーレのダムが再び決壊。180人余りが死亡し、120人がなお行方不明だ。

  ヴァーレのピーター・ポッピンガ氏ら取締役3人も一時的に職を退いた。連邦警察と検察は1日、事故を受けて3人の辞任を求めた。

原題:Vale CEO Steps Down Temporarily After Failing to Avoid Disaster(抜粋)

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