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華為CFOがカナダ当局を民事提訴-逮捕前に不当に拘束と主張

  • 人権憲章で保障されている権利を侵害-損害賠償求める
  • カナダ司法省は米への身柄引き渡しで正式な手続き開始

中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)は1日、カナダ当局を相手取り、損害賠償などを求めてブリティッシュコロンビア州の裁判所に民事提訴した。通常の検問だと偽って同CFOを不当に拘束し、逮捕状に基づく正式な逮捕を意図的に遅らせたと主張している。

  孟CFOはカナダ人権憲章で保障されている権利を侵害されたと主張し、カナダ国境サービス庁(CBSA)、カナダ騎馬警察(RCMP)職員1人、カナダ政府を訴えた。同憲章で認められている権利が侵害されたと認定することや「不当な監禁」に相当する措置などに対するさまざまな損害賠償、費用負担を求めている。具体的な額は示されていない。

Huawei Chief Financial Officer Meng Wanzhou Out On Bail

華為技術の孟晩舟CFO

Photographer: Ben Nelms/Bloomberg

  訴えによると、警察官1人と複数の国境警備隊員が通常の通関・入国管理手続きを装って孟CFOを拘束し、捜索・尋問を行った。「非合法的に証拠や情報の提供を強要するためそうした機会」を利用したとしている。逮捕状に基づいて直ちに逮捕しなかったのは、人権憲章で保障された権利を行使させないためだと主張した。

  カナダ当局は昨年12月1日、米国の要請に基づき孟CFOをバンクーバーの空港で逮捕した。カナダ司法省は先週1日、孟CFOの引き渡しを求める米国の要請について正式に手続きを開始すると発表した。米国は華為が対イラン制裁に違反したと主張している。孟CFOは6日に出廷し、そこで初回審理の日程が決まる見込み。

原題:Huawei CFO Sues Canada for Alleged Wrongful Detention (1)(抜粋)

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