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日経平均が半値戻し、次はフィボナッチ61.8%-米国株を追いかける

  • 米国や中国と比べて戻りはなお劣後-松井証・窪田氏
  • 米株高は景況感回復示唆、日経平均22347円へ-東海東京調査・平川氏

日経平均株価が昨年10月から12月までの下げの半値戻しを達成した。先週のTOPIXに続く節目到達で、米国株を追いかける形で次はフィボナッチの61.8%戻しが意識されそうだ。

  4日の取引で日経平均は一時2万1860円と、昨年10月2日に付けた1991年11月以来の高値2万4448円から12月26日の安値1万8948円までの下げ幅の半値戻し水準2万1698円を上回った。

下げ幅の半値戻し2万1698円を上回る

  松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは「米国株は全値戻しがあり得る水準まで上昇。中国上海総合指数も3000を超えており、米中に比べて日本株の戻りは劣後している」と指摘。米中通商交渉は市場が織り込んでいたより強い合意内容が報じられており、「売り方は踏み上げられる可能性があるため、ショートカバーを入れておく必要がある」と話した。

  米国のS&P500種株価指数とダウ工業株30種平均は1月半ばに半値戻し、2月初めまでにフィボナッチの61.8%戻しを実現した。東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「米中通商摩擦懸念で昨年秋以降に悪化した景況感が回復することを示唆している」とし、日本株も「次の戻りめどは61.8%となりそう」とみる。61.8%の戻り水準は日経平均が2万2347円、TOPIXが1674。

フィボナッチの戻りも達成
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