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日本株は続伸、米中通商交渉期待と円安-機械など輸出一角や非鉄高い

更新日時
  • 米中通商交渉は最終段階で合意近い、対中関税撤回の公算大と関係者
  • ドル・円は一時1ドル=112円台回復、米国株先物や中国株は上昇

4日の東京株式相場は続伸。米国と中国との通商交渉が進展するとの期待や米長期金利の上昇、為替相場の円安から業績懸念が後退した。機械や半導体など輸出関連の一角、非鉄金属や化学といった海外景気敏感株が買われた。

  • TOPIXの終値は前日比11.87ポイント(0.7%)高の1627.59
  • 日経平均株価は同219円35銭(1.0%)高の2万1822円04銭

  米中両国は通商合意に関して最終段階に入っており、米国が昨年から課している対中関税の全てか大半が撤回される可能性が高いと関係者が明らかにした。中国全国人民代表大会(全人代)の報道官は、米国との貿易協議はかなりの進展だと述べた。きょうのドル・円相場は一時1ドル=112円台と円安に振れた。米S&P500種Eミニ先物は一時0.5%高、中国上海総合指数は大幅高。

  松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは「米国が対中関税を撤廃するなら市場が織り込んでいたより強い合意内容」と評価する。撤廃が具体化すれば「売り方は踏み上げられる可能性があるため、これまで売られていた銘柄を中心にショートカバーが入っている」と話す。

4日は続伸

  上げが目立ったのは中国の設備投資回復の恩恵を受けやすい銘柄で、ファナックや安川電機など工場自動化(FA)関連、東京エレクトロンやSUMCOなど半導体関連が軒並み高。東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは「景気のソフトパッチは米中問題が原因だった。その不透明要因が無くなって設備投資が再度動き始めると、今後1年半は同サイクルが良くなる」と予想する。

  相場の順調な戻りはテクニカル面にも表れている。先週のTOPIXに続き、きょうは日経平均も昨年10月以降の下げ幅の半値戻しを達成した。
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