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3月1日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル指数が3日続伸、指標嫌気でカナダ・ドル下落

  1日のニューヨーク外国為替市場ではドルが3日続伸。米国やカナダで発表された経済指標をこなし、週間ベースでも上昇した。

  • ニューヨーク時間午後4時41分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.3%上昇。カナダ・ドルが対米ドルで下げたのが大きい。カナダの昨年10-12月期のGDPは予想より大幅な成長減速を示し、カナダ・ドルを圧迫
    • 予想を下回る米供給管理協会(ISM)製造業総合景況指数を手掛かりに、ドル指数が下げに転じる場面もあった
    • ドルは主要10通貨の全てに対して上昇
  • ドルは円に対し0.5%高の1ドル=111円94銭。中国の財新の製造業購買担当者指数(PMI)が市場予想を上回ったことでリスク選好が強まり、一部トレーダーがドル・ロングを形成した。円は対ドルで一時112円08銭と、昨年12月以来の安値に
    • ドルは対円で4週連騰
  • カナダ・ドルはこの日、米ドルに対する下落率が0.9%と主要10通貨で最大
    • カナダの第4四半期GDPは前期比年率0.4%増で、市場予想(1%増)を大きく下回った
  • ユーロはドルに対して横ばいの1ユーロ=1.1366ドル。1.1409ドルまで上昇したが、その後失速

欧州時間の取引

  円が主要通貨の全てに対し下落。財新の中国製造業PMIが予想を上回ったことや、米中が数週間後に署名できるような最終合意案の作成を進めているとの報道を受け、逃避需要が後退した。
原題:Dollar Extends Weekly Advance as Loonie Slips: Inside G-10(抜粋)Yen Leads Losses on Trade Deal Hopes, China Data: Inside G-10

◎米国株・国債・商品:株反発、週間で5週連続高-テクノロジー堅調

  1日の米株式相場は反発。テクノロジー株を中心に上昇した。S&P500種株価指数は4営業日ぶりに上げ、週間ベースでは5週連続での上昇となった。米国債と原油はこの日下落。

  • 米国株は反発、テクノロジー株が堅調
  • 米国債は下落、リスクセンチメント改善で
  • NY原油は反落、米指標低調で成長懸念
  • 金現物は3日続落、貿易合意への見通し改善

  ナスダック100指数が高い。アマゾン・ドット・コムが食料品店のオープンを計画しているとの報道や、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)のポジティブな発言を背景に、同指数は週間ベースで10週連続高となった。S&P500種は今週2800台をなかなか維持できなかったものの、この日は昨年11月以降で初めて同水準を上回って引けた。

  ラッセル・インベストメンツ・マネジメントの最高投資ストラテジスト、エリック・リツベン氏はブルームバーグとのインタビューで、「市場は株価上昇のきっかけを探している」と述べた。

  S&P500種は前日比0.7%高の2803.69。ダウ工業株30種平均は110.32ドル(0.4%)上げて26026.32ドル。ナスダック総合指数は0.8%上昇。米国債市場では、10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.76%。

  米国債は下落。午後に下げ幅を拡大した。リスクテーク意欲が改善したことが背景。

  S&P500種にとっては、心理的節目の2800が引き続き抵抗線となった。

  この日は米ISM製造業景況指数が2年ぶりの水準に低下したことから、株式相場は下落する場面もあった。中国の財新製造業購買担当者指数(PMI)が市場予想を上回ったほか、米中貿易合意に関する見通しが改善したことを受け、この日の米株相場は上昇して始まっていた。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。週間ベースでも下げた。今週はトランプ米大統領が原油価格が高過ぎるとして石油輸出国機構(OPEC)を批判したことから始まり、この日の米ISM製造業景況指数が2年ぶり低水準となるなど市場予想を下回る経済指標の発表を受け、投資家の信頼感が損なわれた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物4月限は前日比1.42ドル(2.5%)下げて1バレル=55.80ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は1.24ドル下落の65.07ドル。

  ニューヨーク金スポットは3日続落。中国の財新製造業PMIが市場予想を上回ったほか、米中貿易合意に関する見通しが改善したことから、逃避先としての金の需要が減退した。先物も下落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は前日比1.3%安の1オンス=1299.20ドルで終了。
原題:Stocks Rise for Fifth Straight Week ;Oil Tumbles: Markets Wrap (抜粋)
USTs Fall as Tech Shares Advance; Late Surge in Futures Volumes
Oil Stumbles to Weekly Loss as Trump, Growth Fears Derail Rally
PRECIOUS: Gold Drops as Better Trade Prospects Dim Haven Appeal

◎欧州債:イタリア債、ドイツ債は変わらずースペイン債下落

  1日の欧州債市場でイタリア債とドイツ債は変わらず。スペイン債はポルトガル債や準中核国債の下げを主導した。

  • イタリア債は変わらず。ドイツ債との利回り差は1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して255bpとなった
    • スペイン債のイールドカーブは国債入札の発表にかけてベアスティープ化していた。同国は3月7日に2023年、29年、48年償還債の入札を実施する
  • ドイツ債は米ISM統計を手掛かりに下げ幅を縮小した。2月のISM製造業総合景況指数はエコノミスト予想の中央値を下回った
  • ドイツ10年債利回りは1bp上げて0.19%、フランス10年債利回りは2bp上げて0.59%、イタリア10年債利回りは1bp低下の2.74%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Italian Bonds Steady, Spain Leads Declines; End-of-Day Curves(抜粋)

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